ハリウッドと日本のコラボレーションで魅せる最新特撮ムービー『BRAVE STORM ブレイブストーム』がついに公開を迎え、TOHOシネマズ上野にてW主演の大東駿介、渡部秀、共演の山本千尋、タモト清嵐、春日光一、壇蜜、松崎悠希、吉沢悠、そして岡部淳也監督が公開記念舞台挨拶を行いました。
特撮初挑戦の大東は「人間離れした力を自分自身に置き換えて、痛みを伴うヒーローとして演じたかったし、正義についても考えた。アクションも痛みを伴ったものにしたくて、スーツも6回くらい衣装合わせをさせてもらって、キャラクターの歴史や細部にまでこだわった」と気合十分。ロボット工学者・紅健一郎役の吉沢は「日本でこんな特撮ができるんだ!と感動した」と完成に自信を覗かせ、血気盛んなボクサー・紅健役の渡部も「造形美、音響、ライティング…そのすべてが素晴らしく、日本映画とは思えないくらいグラフィックにこだわっている」とハリウッド大作に勝るとも劣らない傑作特撮映画の誕生を宣言しました。
また作品の内容にちなみ「タイムトラベルで過去に戻るなら?」との質問に大東は「過去に戻って何かをやり直すと、つらい経験や失敗から学んだ感情がなくなってしまう」と真面目に回答。同じ質問に壇蜜は、本日行われるという某通販サイトの安売りセールを挙げて「昨日に帰って、柔軟剤購入をクリックした自分を止めたい。だって今日は2割引きですよ?自分を戒めたい。柔軟剤の2割引き…それは大きい」とため息交じり。そんな壇蜜に同郷(秋田)の渡部は「壇蜜さんが秋田にいた時代に戻り、同級生になりたい」と熱視線で、当の壇蜜は「おいくつ?26歳?あら、10コも違うわ。難しいパラドックスが生まれそう」とウフフ顔でした。さらに壇蜜は大東から「女性が喋る東北弁って魅力を感じますよね」と言われて、東北弁を披露。それを聞いた大東は「色っぽい…それは壇蜜さんが言うからかな?」と美しすぎる36歳に悩殺されていました。同じ質問に山本はレッドバロンを操縦したい、タモトは昨日に戻って舞台挨拶プランを立て直したい、松崎はクリスマスプレゼントの変更、吉沢は英語の勉強、春日は怪我のない人生とそれぞれ返答。
最後に客席に向けて大東は「『シルバー仮面』と『レッドバロン』のリブート作品ではあるが、作品にリスペクトを持ったまま、新しく何ができるのかを考えて作った映画。パート2があるかどうかは皆さんの反応次第」と続編制作に期待。渡部も「役者一同、魂を込めて作った作品。パート2もやりたいのでぜひお力添えください」と観客に呼びかけ、岡部監督も「この仕事を30年間やって来たが、その中で『こうやるべきだ』という技術的なものが、この映画でできたと思う。ヒットすればまた作れると思いますよ」と観客からの好リアクションに願いを込めました。
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