全世界328億円越えの大ヒットを記録し、日本でも2016年の1月に公開され、“パディントン”旋風を巻き起こした、ロングセラー児童小説の実写映画『パディントン』が続編『パディントン2』として、帰ってきます!
ヨーロッパで国民的人気を誇り、日本でも愛され続けているイギリス生まれの愛すべきクマのキャラクター、“パディントン”。彼を主人公にした実写映画第二弾『パディントン2』が、原作生誕の地ロンドンのBFIサウスバンクにてワールドプレミアが開催されました。
1951年から2007年までナショナル・フィルム・シアターと知られていた歴史ある会場には、パディントンのトレードマークである赤い帽子にブルーのダッフルコートの温かいカラーを基調としたカラフルな提灯やバンドステージ、スチームオルガンなど移動遊園地をイメージした装飾が施され、まさに“インスタ映え”するおしゃれな雰囲気に!パディントンのシーンに合った一足早い冬のファッションコーディーネートを楽しみつつ、上映を心待ちにしていた大勢の老若男女の原作ファンや映画ファンで会場内は溢れかえっていました。定刻を少し過ぎ、ステージでカリプソバンドが演奏を始めると共に、ワールドプレミアの幕が開きました。長時間立ちっぱなしの観客を飽きさせないよう、ジャグリングパフォーマーが楽しませてくれたのも移動遊園地をテーマにしたイベントならでは!続々と到着するスターたちの中でも、ワインレッドのカーペットが黄色い声援で一層華やいだのは、前作に引き続き、主人公パディントンの声を担当したあの『007 スカイフォール』Q役の英国俳優ベン・ウィショーだ。白いスタンドカラーシャツに濃いグレーのコートを合わせたカジュアルなスタイルに身を包み、一人一人のファンに丁寧に応えるベン。日本のカメラに気づいたベンは「ベン・ウィショーです。『パディントン2』でパディントンを演じました。とても素晴らしい、気持ちの高まる映画なので、ぜひお楽しみください。」と語りながらも、その穏やかな佇まいはまさにパディントンの紳士ぶりでした。
そして、来年1月中旬には、根強く女性ファンの熱烈な支持を集める“ラブコメの帝王”ヒュー・グラントの来日が決定!ヒュー・グラントとともに来日が決定している、今作では勇敢で正義感溢れるブラウン一家の支柱ヘンリーおじさんを演じるヒュー・ボネヴィル、『ハリー・ポッター』シリーズ・『ゼロ・グラビティ』のプロデューサー・デヴィット・ハイマン、新鋭にして前作『パディントン』を世界的ヒットに導いた若き監督ポール・キングら豪華キャスト&スタッフ陣とともに一堂に集結しました。
約8年ぶり7度目の来日となるヒュー・グラントは、今作で、今は落ちぶれているが自惚れやでチャーミングな大物俳優という地元の有名人フェニックス・ブキャナン役を演じます。そんな過去の栄光に執着し若かりし頃の写真がたくさん飾ってあるというセットに、「自分の写真がたくさんあって気になりましたか?」と記者が質問をぶつけてみるも、ヒューは「いや、全くだよ。自分の家も自分の写真で溢れているから」と微笑み、あの女性を虜にしてやまないキラースマイルは今なお健在なことを見せつけました。一方、数々の賞レースを総なめにしているヒットメーカーのデヴィット・ハイマンは、10か月ぶりの来日に「日本は大好きで、お気に入りの場所のひとつです。なので、機会があればいつでも行きます。」とコメントを寄せました。来日した際のジャパンプレミアでは、日本語吹き替えを担当する超豪華キャストも登場し、パディントンとともにおもてなしをすることも予定している。日英の人気スターとの競演はいかに!?
前作とは違うロンドンの街並みや新キャストを迎えて、さらにパワーアップしたパディントンが縦横無尽に走り巡る。老若男女すべての人々を感動の渦に巻き込む品質保証の内容に全世界での注目が集まっている。日本公開はいよいよ来年1月19日(金)!!赤い帽子に、ブルーのダッフルコート、茶色いアタッシュケース。いよいよ本格的にパディントン・ウィンターがやってくる!
<コメント>
◆ヒュー・グラント
今回演じたのは歳を重ねて最盛期を過ぎてしまったけれど、過去の栄光に執着している俳優の役です。彼の家には過去に演じた大きな役の衣装をまとったマネキンがあり、それに話しかけるというめちゃくちゃな男です。
Q あなたにとってパディントンとは?
昨日完成した本編を観たのですが、感動して泣いてしまいました。
Q 続編については
間違いなくパディントン3を作るべきだと思います。
◆ベン・ウィショー
(前作と)違う点?ある点では同じと言えますが、今回は新しいキャラクターも数名いて、ヒュー・グラントが演じるのもその一人です。また、よりドラマ性が高く、より大きな危機に直面します。パディントンによくないことが起こってしまいます。
Q イギリス人にとってパディントンとは?
彼は子供の頃を思い出させてくれて、純真、探究心、遊び心のシンボルだと思います。人の良いところに目を向けて、どことなく人の心に寄り添っているんだと思います。
◆デヴィット・ハイマン(プロデューサー)
日本には行けるならいつでも行きます。パディントンでは今年の始めにも行き、去年末にはファンタスティック・ビーストで行きました。またパディントンで行く数か月後の年末にはまたファンタスティック・ビーストで行く予定です。日本は大好きで、お気に入りの場所のひとつです。
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