逃げ場のない究極の状況設定、恐ろしくも哲学的な“連続ゲーム殺人”、そして仰天のクライマックス…。今までのエンタテイメント映画の概念を覆す映画史に残る【ソリッド・シチュエーション・スリラー】の最高峰、『ソウ』。
この度、『ソウ』シリーズのメインキャラクター「ジグソウ」ことジョン・クレイマーを演じるトビン・ベルの出演が明らかに!また、トビン・ベル本人より日本のファンへのコメントも到着致しました!
ビリー人形のメイクを施しこちらをじっと見つめる姿と、ノーメイクで目をつぶっているジグソウの二面性を表している姿は最新作で一体、何を意味するのか気になるばかりの内容…!
公式Youtube:https://youtu.be/etnYZr-gIcE
また、東京国際映画祭2017の開期中に本作の公開を記念したオールナイト上映イベント「『ジグソウ:ソウ・レガシー』公開記念!朝まで同“ソウ”会!」にて映画評論家の松﨑健夫と魔界人アイドルとして音楽活動を行いモデル・タレントとしても活躍する椎名ぴかりんが登場。
『ソウ』シリーズの大ファンという椎名は、本作の世界観を体現した仮装姿にビリー人形を抱っこして登場。父親の影響でシリーズファンになったそうで「小さい時は怖いと思うけれど、成人してから見ると、『ソウ』は怖いだけじゃなく奥深いものだとわかる。怖いよりも先に、違う感情が支配する」と『ソウ』シリーズのもつ人間ドラマ部分に注目。もちろん殺人ゲームを仕掛けるジグソウにホの字で「グロいと思われるシーンはすべて愛。ゆがんでいる愛情に近いものがある。殴られても痛がらず喜ぶジグソウの姿も好き」と持論を熱く語りました。
一方、松崎氏が「ジグソウの意志を継いだようなホフマン刑事が好き」というと、椎名は「ホフマン嫌い。ホフマンめちゃ嫌い!“ゲームオーバー”という顔が憎い!」とヒートアップ。それでも松崎から「でもホフマン刑事がいることによってシリーズも生きながらえている」と諭されると、しぶしぶ納得顔。好きな拷問器具について椎名は「『ジグソウ:ソウ・レガシー』のあるトラップがロマンチック。ときめきました。愛と皮肉が詰まった装置。あれは心を打たれる。グロイだけじゃなくてキュンとくる。見たらわかります!」と熱弁も、松崎氏からは「見たらびっくりする、これがロマンチックなの!?って」と引かれていました。
松崎氏は『ソウ』ならではの謎解き場面に触れて「フラッシュバックシーンは単なる回想ではなく、観客に念を押すような機能を果たしている。セリフで説明せずに、映像ですべてを説明し、観客に脳内編集をさせて理解させる。だから『実はこうだった』と後々見せられるトラップシーンも印象的になる。それこそ『ソウ』の発明であり、シリーズが長く愛されるゆえんでもある」と解説。椎名も「実はシーンの一つ一つに意味がある。私は勘が鈍いから謎解きをされてやっとわかるけれど、勘がいいひとは途中でわかったりして、その個人差も面白い」と膝を打っていました。
キャッチコピー通り『ジグソウ:ソウ・レガシー』を最前列で鑑賞したという椎名は「レガシーとつくと、まるで小池百合子みたい」とタイトルの感想を漏らしつつ「新たなシリーズが期待できる新章で、シリーズに対する期待いっぱいの未来が見えた。今回も観客それぞれの考察ができるような内容になっているので、自分の考え方次第でどうにでも展開が広がる」と7年ぶりの復活に満足気。ホラー苦手女子に向けては「世間的にはグロイ映画と言われているかもしれないけれど、20歳を超えるとそれも楽しい。グロさも笑い飛ばせる余裕が生まれる。『ソウ』って夜中に女が一人でも見られる前向きな映画。幽霊と違って、ジグソウは老人だから話せばわかってくれそうじゃないですか」とアピールした。
待望の新章『ジグソウ:ソウ・レガシー』は11月10日(金)全国ロードショーです!
(C)2009 Lions Gate Films Inc. ALL Rights Reserved.
(C)2017 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.