25歳・新鋭の二宮健監督の商業デビュー作となる『THE LIMIT OF SLEEPING BEARUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ』が昨日無事に初日を迎え、メイン館の新宿武蔵野館にて、キャスト・監督が舞台挨拶を実施しました。
登壇者:桜井ユキ、佐々木一平、阿部純子、満島真之介、高橋一生、二宮健監督、バニーガール<ジャスミン、円谷優希>
25歳・新鋭の二宮健監督の商業デビュー作となった本作。妄想と現実の狭間で生きるオリアアキを演じたのは、本作が映画初主演となった桜井ユキ。本作に出演している、佐々木一平、阿部純子、そしてアキの恋人役・カイトを演じた今をときめく高橋一生も登壇。本作品でハイテンションのMC役“ときめきチャーリー”という役を演じている満島は、上映後の舞台挨拶ということもあり、観客へのサプライズとしてキラキラ役衣装で登場し観客を沸かせました。チャーリーに扮した満島は役のままハイテンションなまま『ハーイ!1年ぶりのチャーリーで緊張しているよ!』と話すと、そのテンションに一同は爆笑。そのままコーナー司会を務めました。
チャーリーより「主演を務めたのはユキちゃん!桜井ユキちゃんです!拍手!」と紹介をうけた桜井は「ちょうど1年前ぐらいに撮影して、今日を迎えられたことがとても嬉しいです。」と初主演で初日舞台挨拶に立った喜びを語りました。「今をときめく高橋一生さん!でも全米では僕が人気者のチャーリーです!」と笑いを交えながらチャーリーから紹介を受けた高橋は「今この舞台上に立っているのが幸せです。チャーリーに会えたのも嬉しいしね!」と語ると、「いつデートしてくれるのよ!」とすかさずチャーリーからの突っ込み。「今日でも行く?」という高橋からの返答を受けると、チャーリーのテンションはマックスに上がり、一同爆笑。
本作は現実と妄想の狭間で揺れる主人公オリアアキの物語だが、それにちなみ、妄想してみたいこと・してることというトークテーマ。佐々木は「自分が死んで2、3日経った後の日を妄想しますね。葬式に誰が来るのかなとか(笑)」と語りました。阿部は「高橋一生さんになって女性をメロメロにしたいです!ananの特集とか出てみたいです!」と語ると高橋も照れ笑い。そんな高橋は「二宮監督でまた一緒に映画をやりたいですね!」と語ると同じく桜井の回答も「私もまた二宮監督の映画に出演したいです!」と語りました。そんな熱烈なオファーを受けた二宮監督は「妄想が仕事みたいなもの。自分の作品が妄想ですからね。」と語ってくれました。そしてMCを務めたチャーリーこと満島の妄想は「一生さんとの今日のデート!タピオカジュースなんか飲んじゃって、ストロー2本挿しちゃう?!」と終始爆笑を誘いました。
最後の挨拶で桜井は「主演という立ち位置で本作に出演させて頂きましたが、とても素晴らしい気持ちです。最初に台本を見たときから惚れ込んだ作品です。今日はとても嬉しいです。」と語り、佐々木は「現実と妄想が言ったり来たりする作品です。この作品が色んな人に広まって欲しい。」と語りました。阿部は「私の中で新しいことに挑戦できた作品です。とてもワクワクしていました。監督が楽しそうに現場に来ていたのもとても心に残っています。」と語り、チャーリーを務めた満島は「今までで一番変な気持ちで登場した、映画の舞台挨拶でした。メキシコに居た時にちょうどこの作品のお話を頂いたので、チャーリーはメキシコ気分でした(笑)また監督の妄想を見たいですね!」と語ると二宮監督より「チャーリーは今日を持って1年越しのクランクアップですね。」と告げられると会場から拍手が沸きました。高橋は「1年前に撮って皆さんの前で見せれることは本当に嬉しいですね。こんなに嬉しいと思ったことはあまりないかもしれないです。この劇場のサイズで、皆さんと近い形でこの映画を観ていただけることが幸せです。」と観客に向けた。そして監督は「この作品に込めたものは日常を打破していくようなことです。運やラッキーばかり待っているのではなく、平等に与えられた力、妄想や想像をすることだったりすので、その力でどんなタイミングでも自分を乗り越えていけると思います。それがこの作品に写っていたらとても嬉しいです。」といつもお茶目な25歳の新鋭監督はさすが、出演者からもう一度やりたい!と言わせる監督なだけあり、素敵な挨拶で締めくくりました。
『THE LIMIT OF SLEEPING BEARUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ』は 10 月 21 日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開中!
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