アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、地球と人類の未来を予見するドキュメンタリー『不都合な真実』は、2006年にカンヌ国際映画祭で特別上映され大喝采を浴びたことを皮切りに、第79回アカデミー賞で2部門(長編ドキュメンタリー賞/主題歌賞)受賞、ドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットとなり、また翌07年には地球環境問題啓発に貢献したとしてアル・ゴアはノーベル平和賞を授与されました。
その続編となる『不都合な真実2:放置された地球』が、 11月17日(金)に公開。
この度、10月25日(水)~11月3日(金・祝)に開催する、第30回東京国際映画祭のクロージング作品に『不都合な真実2:放置された地球』が決定!クロージング作品としては、初のドキュメンタリー映画となります。
アル・ゴアが前作で語った「真実」は世界の意識を変え、地球は美しく生まれ変わっているはずだったにも関わらず、地球温暖化の影響で起こる異常気象は発生し続け、あれから10年、地球はかつてないほどの危機に瀕しています。今年6月には米国トランプ政権によるパリ協定(地球温暖化対策の国際的枠組み)離脱発表がされ、世界中で大きな話題となりました。日々進行し続ける地球温暖化に対し警鐘を鳴らす本作は、2020年にオリンピック・パラリンピックを控え、“環境にやさしい大会”“環境都市”の実現を目指す東京で開かれる映画祭で上映するにふさわしい、今こそ観るべき作品であるといえます。
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