6月12日~17日にフランスで開催されていたアニメーション映画祭<アヌシー国際アニメーション映画祭>にて、湯浅政明監督の『夜明け告げるルーのうた』が長編部門で最高賞のクリスタル賞を受賞しました!
本作は、父親の実家がある日無町に引っ越してきた中学生の少年・カイを主人公とし、音楽を愛する無邪気な人魚・ルーの交流を描いています。カイの作った曲やカイのうたう歌が、町の人々や、人間と人魚の歴史を変え、物語を大きく動かしていきます。
アヌシー国際アニメーション映画祭はカンヌ国際映画祭から独立する形で誕生し、最も長い歴史を持つアニメーション映画祭です。過去に日本作品で最優秀作品賞となるクリスタル賞を受賞したのは1993年の宮崎駿監督作品『紅の豚』、1995年の高畑勲監督作品『平成狸合戦ぽんぽこ』の2作品のみ。長編部門での日本人の受賞は22年ぶりの快挙となります。
また、昨年の大ヒットも記憶に新しい片渕須直監督のアニメーション作品『この世界の片隅に』もクリスタル賞に次ぐ審査員賞を受賞。今後、世界各国の劇場公開が予定しています。まだまだヒットは続きそうですね!
映画『夜明け告げるルーのうた』・映画『この世界の片隅に』は現在も絶賛上映中!
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