火星人役リリー・フランキー、水星人役亀梨和也ら登壇!宇宙人への拘りを語る [『美しい星』完成披露試写会イベントレポート]

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 5月26日(金)より全国ロードショーとなる、三島由紀夫の異色SF小説を現代設定に大胆脚色した映画『美しい星』。巨星・三島由紀夫が自ら愛した異色のSF小説を、『桐島、部活やめるってよ』(12)、『紙の月』(14)の鬼才・吉田大八が悲願の映画化。舞台を現代に大胆アップデートし、或る日突然”覚醒”した宇宙人視点で、鋭く世界(いま)を切り取ってみせる。
 この度、4月24日(月)都内某所にて完成披露試写会イベントが開催されました。

<登壇者(敬称略)>
リリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介、吉田大八監督

 キャストが会場に入ってくると、割れんばかりの歓声が!舞台上に置かれた大きな”美しい星”と書かれた地球のパネルの前にキャストが揃い、司会者が挨拶を促すと、まず父役・リリーさんが「火星人役をやらせていただきました、リリーフランキーです。よろしくお願いします。」と一言。続く長男役亀梨さんは「水星人役を演じました、亀梨和也です。」と挨拶。長女を演じた橋本さんが金星人役を名乗り、母役中嶋さんが地球人、佐々木蔵之介さんが謎の宇宙人を名乗るという、なんともユニークな挨拶となりました。

 父としてのリリーさん、暁子の美というプレッシャーなど、各人が役柄に対して語る中、佐々木蔵之介さんは謎の男を演じた際、「今のは日本語みたいに聞こえました」「(宇宙人だと思っていいですよね?という問いに対し)宇宙人だと思ってる人だと思ってください」「今のはちょっと宇宙人すぎますね」と監督が宇宙人へかなりこだわりを持って撮影していたエピソードを披露。亀梨さんも「『あいうえお』の『え』と『お』の音がちょっと違う、など語り合う現場でした。」と自身も宇宙人役に苦労したと語り、会場を笑わせていました。
 地球の危機を救う話、ということで、「これはまずいぞ!」と思ったエピソードを聞かれると、リリーさん・亀梨さん・中嶋さんは困った様子。リリーさんは、映画の内容になぞらえ、「環境問題など避けられない危機を人は先送りにしたがる、今日考えたくないことを声高に言う人を変な人という目で見るということを、台本を読んでハッとさせられた」と真剣に語っていました。リリーさんの話に真面目に聞き入る会場に、「こういうこと言えば言うほどネズミ講のセミナーみたくなるね」と照れ笑い。シーンと聞き入る会場の雰囲気を和ませていました。

 監督は、これからの公開に向けて「いい映画を作ったので見てください」と一言。リリーさんは「撮影中のエピソードほとんど覚えてないんですよね(笑)きっと宇宙に誘拐(アブダクション)されて吉田監督という宇宙人に記憶消されて戻ってきたんじゃないかなと。」と冗談を交えながら、「本当に新しくて面白い作品ができたと思うので、いっぱいお友達に宣伝してください」と締めくくりました。

 予測不可能な三島×吉田ワールドに、リリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介ら、今をときめく個性派キャストが集結。めくるめく宇宙的アンサンブルが、あなたの五感を刺激する!”覚醒”の先に見えるもの。この宇宙の片隅で生きるちっぽけな「人間」。そのささやかな営みが放つ一瞬のきらめき。絶望の果てのひとすじの希望。いま、渾身の人間賛歌が鳴り響く!映画『美しい星』は5月26日(金)全国ロードショーです!ご期待ください。

(C)2017「美しい星」製作委員会

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最終更新日
2017-04-24 20:00:00
提供
ジョルダン

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