芥川賞作家・中村文則氏による小説「悪と仮面のルール」が、玉木宏主演で映画化決定!原作小説は、日本人で初めて「デイヴィッド・グディス賞」受賞し、さらに「The Wall Street Journal」2013年ミステリーベスト10に選出された、もっともアメリカで注目されている日本人作家・中村文則の話題作。
財閥・久喜家に生まれた10歳の少年・文宏が、自身の出生の秘密を知る。少年は、思いを寄せる少女を守るため、父の殺害を決意する。大人になった彼は、顔を変え、他人の身分を手に入れて、陰から彼女を見守る生活を続ける。同じ頃街で起こるテロ組織による連続殺人事件。本質的な悪、その連鎖とは。
玉木は、自身の役どころを「非常にデリケートで難しい役柄だと感じました」と語り、「結論から言うと、文宏は整形をして他人の顔を手に入れ、覚悟を決めて進もうとするが、人の内面は整形出来ない。悪に対して理性があるが故の脆さを大切に演じたいと思いながら、この作品と文宏という役に向き合いました」と語った。「特異な作品だからこそ、『善悪』『真の愛』『家族』『友人』のことを、改めて見つめ直すきっかけになるのではないかと思います」と期待を込めていた。
映画「悪と仮面のルール」は2018年に全国公開予定です!