81歳で病に倒れた向井理の祖母・芦村朋子。朋子の代わりに理がまとめていくことになった『何日君再来』と題された祖母の手記に綴られていた、戦中・戦後の困難な時代を生きてきた祖母・朋子と祖父・吾郎の波乱の歴史と、深い絆で結ばれた夫婦と家族の愛の物語を向井自ら7年の歳月をかけて映像化。
この度、映画「いつまた、君と 何日君再来」の完成披露試写会が4月18日、都内で行われました。
<登壇者(敬称略)>
尾野真千子、向井理、岸本加世子、成田偉心、山本むつみ(脚本)、深川栄洋(監督)
向井は作品の出来に関して「自分の家族ということは置いておいて。個人的には、昭和の匂いや生活感のある、自分の見たい映画になりました」と自信をのぞかせ、「家族の絆が希薄な世の中で、すこしでも会話のきっかけになればと思いましたし、先人がいたからこそ生活できていることを、改めて噛みしめる映画になればと思っていました」と語ります。
本作の企画をしていたという向井。キャスティングに関しては、放棄していたとの事実に、尾野は「ずっと向井くんのオファーだと思っていたんです。さっきいろいろ取材受けて知って、残念でした」と頬を膨らませていました。
「今僕が思う日本映画界でも、かなりの攻撃力を持つ方々が集ってくれた」とキャスト・スタッフ陣に改めて感謝し、「自分のプライベートでも変化があったし、このタイミングで実現したというのは、企画だけでなくひとりの役者として恵まれている、幸せです」と目を細めていました。
映画『いつまた、君と ~何日君再来~』は2017年6月24日全国ロードショーです!
(C)2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会