ファンの間で『SAO』の愛称で親しまれている小説『ソードアート・オンライン』シリーズ(著/川原 礫 イラスト/abec) が米国の多角的メディア企業であるスカイダンス・メディアと全世界向け実写映像化について合意、世界初『ソードアート・オンライン』実写テレビドラマの企画が進行していることが発表されました。
『ソードアート・オンライン』シリーズは、 日本最大規模の公募新人賞「電撃大賞」の小説部門で第15回《大賞》を受賞した川原 礫氏の著作で、謎の次世代オンラインゲーム「ソードアート・オンライン」を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた小説作品で、これまで9作品のコミック化や2度のテレビアニメ化、 ゲーム化、 商品化と、 幅広いメディア展開を行ってきました。
テレビシリーズは、 次世代VRオンラインゲーム「ソードアート・オンライン」という原作小説のストーリーをベースとし、 ゲームオーバーになると現実でも命を落としてしまうという壮絶なゲームの世界から出られなくなったキリトたちが、 生きて現実に戻るために立ち向かい、死闘を繰り広げていくという内容。コンシューマゲームでは2013年の発売以来190万本を売り上げ、 アプリゲームのダウンロードは900万を達成しています。アニプレックスを主幹事とする、 A-1ピクチャーズ制作のテレビアニメシリーズでは、これまでに全世界で93万本以上のビデオを販売。 北米では2014年3月よりNetflixにて配信されています。
2017年春には、 原作者・川原 礫氏の書き下ろし完全新作オリジナルストーリーによる「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」が全国ロードショーの予定です。
実写テレビドラマ化にあたっては、「アバター」「シャッター アイランド」「ターミネーター:新起動/ジェニシス」でも脚本を務めていたレータ・カログリディスが脚本を担当、デイビット・エリソン、デイナ・ゴールドバーグ、 マーシー・ロスと共にエグゼクティブ・プロデューサーを務めます。
原作小説の著者、川原 礫氏は
「『ソードアート・オンライン』がハリウッドで実写ドラマ化、 しかもあのスカイダンスによって……という思いがけない展開にとても興奮し、 また感動しています。 映像を見られる日が楽しみで仕方ありません。 今回のドラマ化を実現させて下さった全ての関係者様、 そして『ソードアート・オンライン』をいままで応援して下さった全世界のファンの皆様に心から感謝いたします」
とコメント。
今後の展開に期待が集まっています。
(C)KADOKAWA