九十歳。何がめでたい 作品情報
きゅうじっさいなにがめでたい
数々の文学賞を受賞してきた作家の佐藤愛子(草笛光子)は90歳を過ぎて断筆を宣言、人付き合いも減り、鬱々とした日々を過ごしていた。ある日、そんな彼女の元に、どこか時代遅れの中年編集者・吉川(唐沢寿明)がやってきて、エッセイの連載を依頼する。愛子は断固拒否したものの、吉川は企画をなんとしても成功させようと一歩も引かない。ついに愛子はヤケクソで連載を始めることに。世の中への怒りを赤裸々に書いたエッセイは意図せず大好評となり、愛子の人生は90歳にして大きく変わっていく。
「九十歳。何がめでたい」の解説
現在100歳を超えた直木賞作家・佐藤愛子が90歳を過ぎて執筆したベストセラーエッセイ集を、昨年90歳を迎えた草笛光子主演で映画化したパワフル・コメディ。作家生活を引退した愛子の元に、中年の編集者・吉川がエッセイの依頼を持ち込んだことで、人生の薄暮に変化が訪れる。作家の佐藤愛子の姿を草笛光子がユーモラスに痛快に演じている。また、編集者・吉川真也を唐沢寿明、愛子の娘・響子を真矢ミキ、孫・桃子を藤間爽子、吉川の妻を木村多江が演じたほか、片岡千之助、宮野真守ら個性的な面々が総出演。監督は「老後の資金がありません!」の前田哲。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2024年6月21日 |
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キャスト |
監督:前田哲
原作:佐藤愛子 出演:草笛光子 唐沢寿明 藤間爽子 片岡千之助 中島瑠菜 オダギリジョー 清水ミチコ LiLiCo 宮野真守 石田ひかり 三谷幸喜 木村多江 真矢ミキ |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(2024) |
上映時間 | 99分 |
公式サイト | https://movies.shochiku.co.jp/90-medetai/ |
(C)2024映画「九十歳。何がめでたい」製作委員会(C)佐藤愛子/小学館
九十歳。何がめでたいのロケ地
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。
P.N.「なるようになる無為自然の老先生(子)」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-06-28
草笛光子さん
佐藤愛子さん
どちらもめでたい、ご長寿。
幸せの波動を分けてもらえます。
私は、半分位しかですが、
本の内容、映画のストーリーに、驚く程共感する点がありました。
保育園反対のお話なんかは、エピソードの数々に少し価値観が似ていて、
誰から教えてもらった忘れましたが、
「本当に働いている人は働いている様に見えない」
と言う言葉が小学生の頃から頭の片隅にあり、普通に生きる大切さを大切にしています。
つくづく、普通に生きることは、世間では難しく考えている様です。
普通に仕事をすればいいものをことさら主義主張ばかりで、肝心の仕事はそっちのけ、
無為自然、ことさら騒ぎ立てなくても、自己アピールしなくても、なるようになる。
心がすぐ他人の意見に振り回され、スマホ片手に外にばかり向いていて、自分の中が常に不在中。つい、余計な言動に走る。
自然の運びの様な生き方をすれば、収まるところに収まる。
お二方の、老先生は、
その生きる姿勢が、老子(先生)の無為自然に通ずるのかも知れません?