P.N.「タイガーの息子」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-06-19
楽しみにしていた作品を早速鑑賞しました。
二部作の後編、完結作品なので、期待も高まります。
インド映画は、時間が長いので、慣れない方は、その展開について行けない感がたまにこちらに伝わって来ます。
が、熱量の衰え知らずのインド映画の力に、何時しか、馴染んでいる様です。
長い尺でも、丁寧に、豪華にきらびやかに展開するので、見飽きないのです。
大型スクリーン対応ではあるが、映画を追求しているだけあり、どの映画館でも、堪能できる様です。
ハリウッドを超えるインド映画も、バイオレンスモノが増えたが、個人的には、
きらびやかに展開するインド映画が大好きです。
日本人がインド映画を知るきっかけとなった。『踊るマハラジャ』に並ぶ作品。
王の中の真の王とは、正に、慈悲の権現。
最後の展開に、あれ?となるが、王の気品、資質を備えた者は、王になるべくしてなる。
慈悲のある勇者こそ、黄金の河の流れをくむ、虎(勇ましく品格があり、威厳もある)の様でもある。
慈悲の権現は、常に、他の心を動かすのである。
その意味をあなたも新たにするだろう?