フィシスの波文 作品情報

ふぃしすのはもん

フィシスの波文のイメージ画像1

和紙に文様を手摺りする唐紙を継承してきた京都の工房『唐長』は、創業400年を迎えた。植物文、雲や星を表す天象文、渦巻きや波文などが刻まれた江戸時代の板木に、泥絵具や雲母を載せ、和紙に文様を写してゆく。息をのむような唐紙の美しさは、その反復によって生み出される……。あるがままの自然のかたち、動き、リズム、色合い。古の人々の視線と重なるかのように、文様とその源となった自然の様をカメラが捉える。人はなぜ文様を描くのか。そこにどのような感性や想いが表されているのか。葵祭や祇園祭などの祭礼、寺社や茶事の空間に息づく文様。1万年余り前にイタリアの岩壁に描かれた線刻。古代ローマの聖堂を飾るモザイク。北海道のアイヌの暮らしに受け継がれている文様。文様に導かれるように、時空を超えてその旅は繋がってゆく……。

「フィシスの波文」の解説

太古から現代までに生まれた“文様”の多様な世界を追ったドキュメンタリー。京都『唐長』に400年引き継がれてきた唐紙文様を起点に、1万年前のイタリアの岩壁に描かれた線刻、古代ローマのモザイク、アイヌ文様、現代アーティストの表現など、時空を超えて今に息づく文様に迫る。監督は「幸福は日々の中に。」の茂木綾子。イギリスの前衛音楽家、フレッド・フリスが音楽を担当。2023年12月、東京ドキュメンタリー映画祭2023にて特別先行上映。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2024年4月6日
キャスト 監督茂木綾子
出演千田堅吉 千田郁子 鶴岡真弓 ピエール=アレクシィ・デュマ 戸村浩 門別徳司 貝澤貢男
配給 SASSO CO.,LTD.
制作国 日本(2023)
上映時間 85分
公式サイト https://physis-movie.com/

(C)2023 SASSO CO.,LTD.

予告編動画

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最終更新日:2024-11-21 23:30:13

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