もしも徳川家康が総理大臣になったら 感想・レビュー 5件
もしもとくがわいえやすがそうりだいじんになったら
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P.N.「ビール党」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-08-01
嫌な予感しかないながら「浜辺美波の映画」と割り切って鑑賞。結果、原作の面白さが半分も生かせてないなと。そもそも「AIで蘇った歴史上の偉人内閣」という「大嘘」「絵空事」な話だからこそ細かい脚本や演出が必要なはず、そのどちらも「大雑把」でした。細かいダメ出しをすれば、コロナ禍の緊張感が無い。浜辺美波のマスク顔を見たいわけではないが誰もマスクをしていない。ロックダウンの演出も中途半端。割とすぐに大規模イベント(マスク無し)を行っている。おかしなものです、少し前の作品では関係ない物語のはずなのに役者にマスクをさせてたのに、ばっちりあの時期を描いた今作ではそれが無い。黒幕の演出も中途半端なままに大演説でまとめてしまう。それでも自分は映画を愛する人間です、楽しんだ点もいくつか。やはり浜辺美波は良かった、赤楚の竜馬さんも良かった、土方の活躍をもっと見たかった。これはひょっとしたらTVドラマ向きなのかもしれません。組閣で丸々一回とかロックダウンで一回とか万博で一回とか。とても面白い物語だと思うので、細かい脚本と演出で期待したいです。