彼方の閃光 作品情報
かなたのせんこう
生まれて間もなく視力を失った10歳の少年・光にとって、世界は“音”であった。光はカセットテープに自分の世界を録音していく。光は手術で視力を得られる可能性があり、母に説得され、手術を受けることを決意するが……。20歳になった光(眞栄田郷敦)は、戦後日本を代表する写真家・東松照明の写真に強く導かれるように長崎へ向かい、旅先で自称革命家の男・友部(池内博之)と出会う。彼からドキュメンタリー映画製作に誘われ、長崎・沖縄の戦争の痕跡を辿ることに。そのなかで、心に傷を負いつつもたくましく生きる女・詠美(Awich)や、沖縄と家族を愛する男・糸洲(尚玄)と出会う。戦争の痛ましい記憶と3人の生き様に、光の人生は大きく揺さぶられる。51年後の2070年、71歳になった光(加藤雅也)の生きる世界は、大きく変容していた……。
「彼方の閃光」の解説
「東京リベンジャーズ」シリーズの眞栄田郷敦の映画初主演作となるロードムービー。幼いころに視力を失い、手術は成功するも色彩を感じられない20歳の青年、光は、東松照明の写真に導かれるように長崎へ向かう。そこでドキュメンタリー映画製作に誘われる。監督は、「パラダイス・ネクスト」の半野喜弘。出演は、「ヤウンペを探せ!」の池内博之、ラッパーのAwich、「義足のボクサー GENSAN PUNCH」の尚玄。第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門正式出品作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年12月8日 |
---|---|
キャスト |
監督:半野喜弘
出演:眞栄田郷敦 池内博之 Awich 尚玄 伊藤正之 加藤雅也 |
配給 | ギグリーボックス |
制作国 | 日本(2022) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 169分 |
公式サイト | https://kanatanosenko.com/ |
(C)2022 彼方の閃光 製作パートナーズ
動画配信で映画を観よう! [PR]
予告編動画
※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。
ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「世界はモノクローム」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-12-29
過去・現在・未来で構成される作品。
かなり長く、沈黙が続く作品なので、忍耐強くご覧あれ。
過去は変えられないし、現在も既に、過去、けど、未来は変更可能だが、これは、ある視点からの未来像。
まだまだ、可能性はあるが、この結末には、少し、残念さが残る。
かなり、期待を裏切る展開に、呆気にとられるが、世界は、モノクローム。
決まっているようで、決まっていない。