ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅 作品情報
ろいはーぐろーぶじんせいさいごのおんがくのたび
1969年、アメリカ・テキサス州ウェーコ生まれのトランペット奏者、ロイ・ハーグローヴ。10代でプロ・デビュー、ジャズの伝統を受け継ぐ正統派かつエネルギッシュなプレイで、瞬く間にシーンの寵児となった。若くしてソニー・ロリンズやオスカー・ピーターソン、ハービー・ハンコックなどの巨匠に起用される一方、自身のバンド「ロイ・ハーグローヴ・クインテット」を率いて活躍。その後、エリカ・バドゥ、ディアンジェロ、クエストラヴ、モス・デフ(ヤシーン・ベイ)など、同世代のR&B/ヒップホップのアーティストと交流し、“ネオソウル”と呼ばれた新しいブラック・ミュージックの潮流の創出に貢献した。また、「RHファクター」名義では、ジャズとR&B/ヒップホップを本格的に繋ぐ先駆者となり、ロバート・グラスパーに連なる現代ジャズ・シーンの礎を築く。華やかなキャリアの一方、その生涯は病と隣り合わせで、晩年は腎障害により透析治療を受けながらの活動であった。本作は人生最期となった2018年夏のヨーロッパ・ツアーに密着。体調が万全でないなか、ステージで命を燃やすようにトランペットを演奏する壮絶な姿を捉え、ロイ自身、そして彼と親しかった数々の音楽仲間たちの貴重な証言が綴られる。
「ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅」の解説
2018年に49歳の若さで急逝した天才ジャズ・トランペッター、ロイ・ハーグローヴ最期の夏のツアーに密着したドキュメンタリー。本人、そして音楽仲間たちの貴重な証言を交え、体調が万全でないなか、ステージで命を燃やすように演奏するロイの壮絶な姿を映し出す。エリカ・バドゥ、ハービー・ハンコック、クエストラヴ、ソニー・ロリンズ、ウィントン・マルサリス、モス・デフ(ヤシーン・ベイ)といったジャズ、R&B/ヒップホップの錚々たるアーティストが出演。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年11月17日 |
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キャスト |
監督:エリアン・アンリ
出演:ロイ・ハーグローヴ エリカ・バドゥ ハービー・ハンコック クエストラヴ ソニー・ロリンズ ウィントン・マルサリス ヤシーン・ベイ アントニオ・ハート クリスチャン・マクブライド フランク・レイシー ジェラルド・キャノン マーク・キャリー ラルフ・ムーア ロバート・グラスパー ラッセル・エレヴァード ウィリー・ジョーンズ三世 アミーン・サリーム ジャスティン・ロビンソン エヴァン・シャーマン 海野雅威 |
配給 | EASTWORLD ENTERTAINMENT=カルチャヴィル |
制作国 | アメリカ(2022) |
上映時間 | 107分 |
公式サイト | https://www.universal-music.co.jp/roy-hargrove-movie/ |
(C)Hargrove Documentary LLC
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、2件の投稿があります。
P.N.「詩心、歌心、」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-11-30
利権が絡むので、作品は、足早に、彼の足跡を紹介し、演奏も、主に、プライベートなもののみ。
彼の魅力は、アーム・ストロングのような、チャーミングさ、
若い頃は、違い、病を患ってから、
彼の演奏の秘密には、詩の世界があるようです。
ボブ・ディランのように、
風に吹かれる宮沢賢治のような、ボブ・ディラン、
三者の共通点は、チャリティー。
そして、詩心、歌心
にあります。
先ず、身近に、詩と慣れ親しむ習慣が、彼の理解を深めるでしょう?