火の鳥 エデンの花 作品情報
ひのとりえでんのはな
地球から遠く離れた荒涼たる惑星エデンに1台のロケットが降り立つ。わけあって地球から逃亡してきたロミ(声:宮沢りえ)と恋人のジョージ(声:窪塚洋介)は、この星を2人の新天地にしようと誓うが、未開の惑星での生活は厳しく、ジョージは井戸掘り中に命を落としてしまう。一人息子のカインとAIロボットとともに、孤独なサバイバル生活を送るロミ。そんななか、ロミはカインのために自分の命を少しでも引き延ばすことを決意し、コールドスリープに入る。だが、機械の故障で1300年もの間、ロミは眠り続けるのだった……。ようやく目覚めたロミは、新人類が築いた巨大な町・エデン17の女王となるが、地球に帰りたいという想いは募るばかり。そんな彼女の前に現れたのは、心優しい少年コム(声:吉田帆乃華)だった。ロミの望郷の想いを知ったコムは、無謀な挑戦と知りながら、2人で広大な宇宙に飛び出してゆく。旅の途上、地球人の宇宙飛行士・牧村や宇宙のよろず屋・ズダーバン(声:イッセー尾形)、そして人智を超えた未知の生命体の数々との出会いを重ねながらロミは地球を目指す。時空を超えた旅路の果てに、ロミが見出す“故郷”とは……。
「火の鳥 エデンの花」の解説
手塚治虫による漫画『火の鳥 望郷編』を初アニメ化。地球から遠く離れた惑星エデンに降り立ったロミ。孤独なサバイバル生活を送るなか、ロミは一人息子カインのために自分の命を少しでも引き延ばそうとコールドスリープに入るが、機械の故障で1300年も眠り続ける。声の出演は「湯を沸かすほどの熱い愛」の宮沢りえ、「Sin Clock」の窪塚洋介。アニメーション制作は「海獣の子供」のSTUDIO4℃。監督を「ムタフカズ」の西見祥示郎が務める。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年11月3日 |
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キャスト |
監督:西見祥示郎
原作:手塚治虫 出演(声):宮沢りえ 窪塚洋介 吉田帆乃華 イッセー尾形 |
配給 | ハピネットファントム・スタジオ |
制作国 | 日本(2023) |
上映時間 | 94分 |
公式サイト | https://happinet-phantom.com/hinotori-eden/ |
(C)Beyond C.
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「手塚治虫氏は、やはり、漫画の神様」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-11-15
作品の出来としては、手塚治虫氏を超える事は出来ませんでしたが、手塚治虫氏を讃えての評価。
ちょっと驚いたのは、何の前触れもなかったけど、半年くらい前、図書コーナーのライブラリーの漫画のこの作品をむさぼる様に、読んでいて、改めて凄いなぁと思っていたので、より驚きをもって映画鑑賞。
最新技術で映像も格段によくなっていますが、手塚治虫氏の画力に敵うエナジーが足りない。
『ワンピース』『ドラゴンボール』『スパイファミリー』などあげれはきりがない、手塚治虫氏の子供たち、
もっと、日本のアニメーターは、手塚治虫氏を勉強すべきです。
本物に触れないと、井の中の蛙のまま、つまらないアニメほど、思い込みが、自ら自身で、折角の発展を閉ざしている。
復活する命の象徴、火の鳥。
火の鳥の認識が浅く、単なるアダムとイブ的な世界観は、租借力不足だと思います。
もう一度、手塚治虫氏作品をすべて勉強し直した方が近道だと思います。