カラオケ行こ! 感想・レビュー 5件
からおけいこ
総合評価4.6点、「カラオケ行こ!」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
P.N.「白うさぎ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-10
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
カラオケ行こ!は、何度も観たくなる映画だった。原作を知らない私が観ても、見応えがあった。
綾野剛がX JAPANの紅を歌うシーンは圧巻だった。どんな役もこなす魅力的な俳優だと思っていたが、この映画を観て、一層そう思えた。
ヤクザと合唱部の部長との二人の青春が交錯し、いつまでも余韻を
残している。クライマックスのシーンで、齋藤潤が歌った紅を聴いた時、この映画が醸し出す二人の友情に、心が鷲掴みにされ、泣けた。
もう一度観るのが楽しみだ。
P.N.「心に燃やすもの?をもちましょう?」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-01-17
私の中学生の頃、変声期の記憶がよみがえって来た。
国語の教師に突然朗読を指名され、その後に、以前は、高貴な人の声だったのになぁ?の傷つく一言。それと同時期に、音楽の教師にぶっつけ本番の録音テープの声が裏返ったまま披露され皆に笑われてしまった事。ただ皆の中で、上手かったようで、静まりかえって聴いてくれた分、余計恥ずかしかった。
私は、合唱部でもなかったが、この映画を観て、思い出が重なり、
忘れていた記憶が、よみがえって来ました。
私は、恥ずかしかったせいで、表現する事を抑圧するようになってしまったようで、かなりトラウマのキズになっていたなぁと今では、いい思い出。
因みに、後々、英会話の学校でのお別れ会でカラオケに皆で行って曲を披露、なぜか、周りの方が覗きに来ました。
この作品は、私の思い出にも多少重なり、よりおもしろかった。
トラウマが癒された作品でもあります。
その感情を抑圧せず、感じるだけでいいんです。解放とも言います。
P.N.「ige」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2024-01-15
綾野剛さんの笑える演技がメッチャ良かった作品。
本年度ベスト級。
ぶっちゃけ反社会的勢力のイメージアップになりそうな作風はどうなの?
と思ったけど久し振りに劇場で沢山笑えた作品だった感じ。
綾野剛さん演じる成田狂児が中学生の合唱部の部長にカラオケで歌の指導をしてもらうストーリー。
成田が思ったより歌が上手くて思ってたのとちょっと違った。
芳根京子さんが合唱部の顧問役なんだけど、ピアノをリアルに弾いていて驚く。
鑑賞後に調べたら彼女の特技がピアノだったと知る。
合唱部の不調の岡聡美が練習に行かなくなった理由があるんだけど、その理由がサラッと流された感じが少し残念。
中学生がいる前でタバコを吸うシーンも残念。
素直に作品を楽しめなかったシーンはあったけど笑に特化した感じの作品だったので、割り切って観た方が満足度は上がっていたかも。
エンドロールで流れるLittle Green Monsterの「紅」がメッチャ良かったです( ´∀`)