キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩 作品情報

きゃろるおぶざべるかぞくのきずなをかなでるうた

キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩のイメージ画像1
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1939年1月、ウクライナのイバノフランコフスク(当時はポーランド領スタニスワヴフ)で偶然、ウクライナ、ユダヤ、ポーランドの3家族が同じ屋根の下で暮らすことになる。歌が得意なウクライナ人の娘ヤロスラワが歌う、ウクライナの民謡「シェドリック」=「キャロル・オブ・ザ・ベル」を通して互いに交流が始まるが、まもなく第2次大戦が開戦する。ナチス・ドイツの侵攻やソ連によって次々に占領され、ポーランド人とユダヤ人の両親たちは連行されてしまう。ウクライナ人の母であり歌の先生でもあるソフィアは、残されたポーランド人の娘テレサ、ユダヤ人の娘ディナを、自分の娘ヤロスラワと分け隔てなく守り通し、生き抜くことを誓う。

「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」の解説

第2次世界大戦下、ソ連やドイツ・ナチスにより占領され続けたある地方で、同じアパートに住んでいたウクライナ人、ユダヤ人、ポーランド人の3家族の民族を超えた愛と、ウクライナの歌<キャロル・オブ・ザベル>に込められた希望を描くヒューマン・ドラマ。クリスマスキャロルとして有名な<キャロル・オブ・ザ・ベル>は、ウクライナで古くから歌い継がれている民謡<シェドリック>を編曲したもので、映画「ホーム・アローン」(90)内で歌われて世界中で知られるようになった。この歌は「ウクライナ語、ウクライナ文化が存在している」という明確な証として今も歌い継がれている。現在もキーウに住み、子どもを持つ母親でもあるオレシア・モルグレッツ=イサイェンコ監督が、2022年のロシアのウクライナ侵攻より前に、本作を作り上げた。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2023年7月7日
キャスト 監督オレシア・モルグレッツ=イサイェンコ
出演ヤナ・コロリョーヴァ アンドリー・モストレーンコ ヨアンナ・オポズダ ポリナ・グロモヴァ フルィスティーナ・オレヒヴナ・ウシーツカ
配給 彩プロ
制作国 ウクライナ=ポーランド(2021)
上映時間 122分
公式サイト https://carolofthebells.ayapro.ne.jp/

(C)MINISTRY OF CULTURE AND INFORMATION POLICY OF UKRAINE, 2020 – STEWOPOL SP.Z.O.O., 2020

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最終更新日:2023-12-30 02:00:03

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