遺灰は語る 作品情報
いはいはかたる
1934 年にノーベル文学賞を受賞した文豪ルイジ・ピランデッロは、その2年後、死に際して「灰は故郷シチリアに」と遺言をのこす。しかし、時の独裁者ムッソリーニは作家の遺灰を、その名誉を利用するためにローマに留めおいた。戦後、ようやく彼の遺灰が入った壺が、ローマからシチリアへと帰還することに。シチリア島の特使がその重要な務めを命じられるのだが、アメリカ軍の飛行機に搭乗拒否されたり、壷がどこかへ消えたり、次から次へとトラブルに見舞われる。果たして遺灰は無事にシチリアに届けられるのだろうか。
「遺灰は語る」の解説
ノーベル文学賞受賞作家のピランデッロが死去。ムッソリーニは、その遺灰をローマから手放さなかった。戦後、ようやく遺灰は故郷シチリアに帰ることになるが、次々にトラブルに見舞われる。タヴィアーニ兄弟の弟パオロが、兄ヴィットリオ亡き後、初めて発表し、ベルリン映画祭国際批評家連盟賞に輝いた。エピローグとしてピランデッロの遺作「釘」から脚色された一編も描かれる。6/23ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次公開。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年6月23日 |
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キャスト |
監督:パオロ・タヴィアーニ
出演:ファブリツィオ・フェラカ ーネ マッテオ・ピッティルーティ ダニア・マリーノ ドーラ・ベッカー クラウディオ・ビガリ 出演(声):ロベルト・ヘルリツカ |
配給 | ムヴィオラ |
制作国 | イタリア(2022) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 90分 |
公式サイト | https://moviola.jp/ihai/ |
(C) Umberto Montiroli
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