旅するローマ教皇 作品情報
たびするろーまきょうこう
本作は2013年、ローマ教皇がイタリア・ランペドゥーサ島を訪れるところから始まり、2022年、コロナ禍のマルタ共和国への訪問までを描いている。難民問題、紛争に苦しむ中東やアフリカのほか、アメリカでは平和について語り、イスラム教を国教とするアラブ首長国連邦や、被爆地である日本にも足を運んだ。また、カトリック教会で起きた性的虐待について謝罪する姿も収めている。教皇は「旅とは知的で精神的な修行だ」と語り、世界各国へ自ら赴き、市井の人々が住む場所で会い、彼らの生活や苦悩を直接学ぶことを大切にしている。笑顔で手を振るだけでなく、握手や触れ合い、直接話を聞くことを拒んだりはしない。本作では、世界の様々な問題に耳を傾け、出会い、語る教皇らしい姿だけでなく、明るく飾らない人間性も垣間見ることができる。
「旅するローマ教皇」の解説
「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」のジャンフランコ・ロージによるローマ教皇のドキュメンタリー。2013年から2021年まで53か国を教皇とともに旅をし、約500時間の膨大な記録映像と、監督撮りおろしの映像を交え、その真の姿に迫る。第79回ヴェネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門正式出品作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年10月6日 |
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キャスト |
監督:ジャンフランコ・ロージ
出演:ローマ教皇フランシスコ |
配給 | ビターズ・エンド |
制作国 | イタリア(2022) |
上映時間 | 83分 |
公式サイト | https://www.bitters.co.jp/tabisuru/ |
(C)2022 21Uno Film srl Stemal Entertainment srl
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