最後まで行く(2023) 作品情報
さいごまでいく
年の瀬の夜。刑事・工藤(岡田准一)は危篤の母のもとに向かうため、雨の中で車をとばしている。そんな工藤のスマホに課長から着信が入り、週刊誌に入った署で裏金が作られているという告発について、関わっていないか問い質される。何とかその場をやり過ごしたものの、心の中は焦りで一杯になる。さらに妻から着信が入り、母が亡くなった事を知らされる。その時、車の目の前に現れた一人の男をはね飛ばしてしまう。必死に遺体を車のトランクに入れ立ち去る。そして母の葬儀場に辿り着いた工藤は、車ではねた男の遺体を母の棺桶に入れ、母とともに斎場で焼こうと試みる。その時スマホに一通のメッセージが。「お前は人を殺した。知っているぞ」。メッセージの送り主は、県警本部の監察官・矢崎(綾野剛)。彼もまた、行方不明になったある男が、死亡したことが判明し動揺していた。その男こそ、工藤が車ではねた人物だった。さらにその裏には、矢崎が決して周囲に知られてはいけない秘密が隠されていて……。
「最後まで行く(2023)」の解説
ひとつの事故を発端に、次々と陰謀に巻き込まれていく刑事と、彼を追う謎のエリート監察官が繰り広げる、年の瀬の96時間=4日間のノンストップ・サスペンス・アクション。韓国で345万人を動員した大ヒット作をリメイク。ひとつの事故を発端に、次々と災難が降りかかる刑事・工藤を岡田准一、工藤を追う冷徹なエリート監察官・矢崎を綾野剛が演じる。監督は「新聞記者」「ヤクザと家族 The Family」「余命10年」「ヴィレッジ」と話題作が続く藤井道人。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年5月19日 |
---|---|
キャスト |
監督:藤井道人
原作:キム・ソンフン チャ・ジヒョン ビリー・アキュメン 出演:岡田准一 綾野剛 広末涼子 磯村勇斗 駿河太郎 山中崇 黒羽麻璃央 駒木根隆介 山田真歩 清水くるみ 杉本哲太 柄本明 |
配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(2023) |
上映時間 | 118分 |
公式サイト | https://saigomadeiku-movie.jp/ |
(C) 2023映画「最後まで行く」製作委員会
予告編動画
※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。
ユーザーレビュー
総合評価:4.4点★★★★☆、5件の投稿があります。
P.N.「白うさぎ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-05-27
公開初日に、映画鑑賞。文句無しに面白い作品だった。主演の岡田准一、綾野剛の演技力は圧巻だった。韓国作品を鑑賞後に観たが、
それぞれの作品の良さが出ている。大金を前にしての銃撃戦とラストのカーチェイスのシーン、身体を張っている事が伝わって来たし、笑いが溢れる場面も作品にスパイスを効かせていた。観る者を惹きつける作品だと思った。二人の個性が絡み合い、出演している全ての役者の演技も作品全体に深みを持たせていた。監督の意図することが伝わって来た。
二人は間違いなく、日本映画界において、欠かせない存在だ。益々、今後の作品が楽しみになって来た。