幾春かけて老いゆかん 歌人馬場あき子の日々 作品情報
いくはるかけておいゆかんかじんばばあきこのひび
昭和3年生まれ、2023年で95歳になる歌人、馬場あき子。戦争中は軍需工場に学徒動員され、空襲で家を焼け出される経験もした。その後は教員として戦後民主主義教育の現場に身を置きながら、経済復興による創造と破壊や、60年安保闘争などを駆け抜けた。そして、うつろな豊かさに至るまでの日本を見つめて1万首以上の歌を詠んできた。歌への傾倒と同時に能の喜多流にも入門。80過ぎまで自ら舞い、新作能も書き下ろしてきた。精力的に活動する一方、親、夫、そして歌の仲間や能の友たちは、一人また一人と先立っていった。いま、馬場の胸に去来する思いとは……。およそ1世紀にわたり、さまざまな「滅び」を繰り返す世の中を生きてきた馬場あき子の「老い」と人生観に迫る。
「幾春かけて老いゆかん 歌人馬場あき子の日々」の解説
歌人、馬場あき子の93歳から94歳にかけての1年を見つめたドキュメンタリー。少女時代から短歌に親しみ、19歳で短歌結社「まひる野」に入会して本格的に短歌の道へ入った馬場は、時を同じくして能の喜多流宗家にも入門、80年余年もの間、歌を詠み、能を舞ってきた。そのエネルギーの源と人生観に迫る。語りは俳優の國村隼が務める。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年5月27日 |
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キャスト |
監督:田代裕
出演:馬場あき子 |
配給 | ヒッチハイク |
制作国 | 日本(2023) |
上映時間 | 113分 |
公式サイト | https://www.ikuharu-movie.com/ |
(C)ヒッチハイク/FOR 田代裕事務
予告編動画
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