いつかの君にもわかること 作品情報
いつかのきみにもわかること
窓拭き清掃員として働く33歳のジョンは、若くして不治の病を患い、残された余命はあとわずか。シングルファーザーとして男手ひとつで4歳の息子マイケルを育ててきた彼は、養子縁組の手続きを行い、マイケルの“新しい親”を探し始める。理想の家族を求め、何組もの“家族候補”と面会するが、人生最大の決断を前に、進むべき道を見失ってしまうジョン。そんな折、献身的なソーシャルワーカーと出会ったジョンは、自分の不甲斐なさに押しつぶされそうになりながらも、息子にとって最良の未来を選択しようとするが……。
「いつかの君にもわかること」の解説
「アイ・アム まきもと」として日本でもリメイクされた「おみおくりの作法」のウベルト・パゾリーニが贈るヒューマンドラマ。実話にヒントを得て、余命宣告を受けたシングルファーザーが、自分の死後、幼い息子と一緒に暮らす新しい家族を探し求める物語。出演は「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」のジェームズ・ノートン。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2023年2月17日 |
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キャスト |
監督:ウベルト・パゾリーニ
出演:ジェームズ・ノートン ダニエル・ラモント アイリーン・オヒギンス |
配給 | キノフィルムズ(提供:木下グループ) |
制作国 | イタリア=ルーマニア=イギリス(2020) |
上映時間 | 95分 |
公式サイト | https://kinofilms.jp/movies/nowhere-special/ |
(C) 2020 picomedia srl digital cube srl nowhere special limited rai cinema spa red wave films uk limited avanpost srl.
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。
P.N.「マイケル、愛しい我が子に、」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-03-14
マイケル役の子役が、いいですね。
愛しい息子への父の想い。
まさしく、マイケルに対する父の愛に涙する作品。
大袈裟に展開する訳ではないが、父の語る言葉の背景に、語らないけれど存在する愛の深さに、序盤から涙します。
何故か、作品を通して、父の深い想いに、涙が、自然に、頬を伝う。気付いたら涙している作品。
けして、完璧な父親じゃないが、それでも、息子の為に生きる姿、その背中を見て育ち、健気に生きる愛らしい息子。
寄り添うこと、
そこに存在すること、
愛することとは、何かを気付かせてくれる作品です。
アカデミー賞超えの作品。とさえ思った。
俳優のジェームズ・ノートンさんは知らなかったが、ポテンシャルの高い人が、なぜこんな役をと思ったが、調べて納得、彼だからこそ演じられた作品。
日常のありふれた風景にあるスピリチュアルな力強さ、けっして、そんな登場人物はいないが、不思議な力がある。
思い込みなく、直感で選らんただ作品だからこそ、新たな発見がある。
映画って、本当に、いいですね!!