光復 作品情報
こうふく
両親の介護のため、15年前に東京から実家の長野に移り住んだ42歳の大島圭子(宮澤美保)。生活保護を受けながら寝たきりの父を看取り、アルツハイマーに冒されて意思の疎通が取れない母・安江(クランシー京子)の介護をしながら慎ましく暮らしている。ある日、安江の徘徊騒動をきっかけに高校の同級生・横山賢治(永栄正顕)と再会した圭子は、彼の手を借りながら母の介護をすることに。それまでは暗く、表情のない圭子だったが、次第に明るさを取り戻し、年相応の女性として肉体と精神に火が灯り始めてゆくのだった。だがそんな折、安江が急死。警察の検視の結果、安江の死は病死ではなくインシュリンの過剰投与による殺人事件と断定される。警察から取り調べを受ける圭子の人生は真っ逆さまに転がり落ちてゆく……。
「光復」の解説
深川栄洋監督が立ち上げた新しい自主映画の取り組み=return to mYselF プロジェクトとして製作された「sideA」の「42-50 火光(かぎろい)」に続く「sideB」。父の介護のため東京から実家の長野に帰り、父亡き今、認知症の母の介護を行う中年女性の流転の日々を綴る。出演は「42-50 火光(かぎろい)」の宮澤美保、永栄正顕、「くも漫。」のクランシー京子。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2022年12月9日 |
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キャスト |
監督:深川栄洋
出演:宮澤美保 永栄正顕 クランシー京子 関初次郎 池田シン 伊東孝 大場泰正 崔哲浩 野崎数馬 片倉裕介 田村真央 橋爪渓 梅里アーツ 清滝美保 佐藤優 |
配給 | スタンダードフィルム(配給協力:ポレポレ東中野) |
制作国 | 日本(2021) |
年齢制限 | R-18 |
上映時間 | 129分 |
公式サイト | https://kofuku-movie.com/ |
(C)2021 スタンダードフィルム合同会社
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「キジルシ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-12-22
光復…タイトル通り、最初の昭和的窓ガラスに透ける光が不穏な空気を感じさせた。日本で2018年に起きた事件事故を主人公,大島圭子の身の上にお越し映画化した,というだけあってこれでもかこれでもかと理不尽な出来事に見舞われる。もう勘弁してくれ!と顔をゆがめて観たが、仏門に入らざるを得ない状態になり,少しホッとしたら…最後の最後に…私の神経大打撃です。監督,何考えてるんだよー?!
サイテーでサイコーな作品。こんな映画観た事ない。…観た方が良いです。