左様なら今晩は 作品情報
さようならこんばんは
同棲していた恋人に振られた平凡なサラリーマン、陽平(萩原利久)の部屋に突如幽霊の愛助(久保史緒里)が現れる。ずっとこの部屋にいながら陽平のことを観察していたという愛助は、「優しいふりして面倒な事から逃げているから、恋人にも逃げられた」と、いきなり上から目線でダメ出しをする。愛助は生きている間に恋愛を経験しなかったため、男女が付き合うことに興味津々。そんな愛助から陽平は毎日のように質問攻めにあうのであった。最初は煙たがり、何とかして愛助を除霊しようとする陽平だったが、人間の女の子と変わらない愛助との時間に居心地の良さを感じ始めてゆく。一方、陽平に想いを寄せる同僚の果南(小野莉奈)は、陽平の身に起こる異変に気づき……。
「左様なら今晩は」の解説
山本中学による同名コミックを実写化。同棲していた恋人に振られた陽平。そんな傷心の彼の部屋に愛助という名の女性の幽霊が現れる。何とかして愛助を除霊しようとする陽平だったが、人間の女の子と変わらない愛助との時間に段々と居心地の良さを感じ始めてゆく。出演は、乃木坂46の久保史緒里、「牛首村」の萩原利久、「アルプススタンドのはしの方」の小野莉奈。監督は「正しいバスの見分けかた」の高橋名月。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2022年11月11日 |
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キャスト |
監督:高橋名月
原作:山本中学 出演:久保史緒里 萩原利久 小野莉奈 小野莉奈 永瀬莉子 永瀬莉子 中島ひろ子 中島ひろ子 宇野祥平 宇野祥平 |
配給 | パルコ |
制作国 | 日本(2022) |
上映時間 | 98分 |
公式サイト | https://sayokon-movie.com/ |
(C)︎2022 山本中学・少年画報社/「左様なら今晩は」製作委員会
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、2件の投稿があります。
P.N.「尾道ほのぼのムービー」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2022-12-13
限られた時間、空間、そんな設定とピッタリの映画。
今時の、器用なようで、不器用な若者を描いた作品。
なんだが、大事なところで、煮え切らない陽平、煮え切らないまま、亡くなった愛助。
波長が、合う二人。
人の痛みや悲しみ、本音を聞こうとさえしないで、ただ、何となく生きてきた陽平。
愛助と言う、本来は、見えない存在によって、見えなかった世界が広がる。
世の中に、無駄な物事はない。
愛助には、未練を断ち切り、陽平には、成長し、次のステップへ。
若者の内面が、見事に描かれた、幽霊系、けれど、ほのぼの、少し、ファンタジーな落ちで。
尾道には、青春が、良く似合う。