ノベンバー 作品情報
のべんばー
19世紀、バルト三国の一つであるエストニアの寒村。11月、死者の日を迎え、精霊や人狼、疫病神が村を徘徊。死者は家族の元を訪ね、一緒に食事をしてサウナに入る。貧しい村人たちは使い魔クラットを使役し互いに物を盗み合い、極寒の暗い冬を乗り切ろうと思い思いの行動をとっていた。農夫の娘リーナは村の青年ハンスに思いを寄せているが、ハンスはドイツ人男爵の娘に恋焦がれており、森の中の十字路で悪魔と契約を結ぶ……。
「ノベンバー」の解説
悪夢のような純愛をモノクロの映像で紡ぎ第90回アカデミー賞外国語映画賞エストニア代表作品に選出された幻想ラブストーリー。死者の日を迎えたエストニアの寒村。農夫の娘リーナが思いを寄せるハンスはドイツ人男爵の娘に恋焦がれるあまり、悪魔と契約する。原作は、エストニアでカルト的ベストセラーとなった小説『レヘパップ・エフク・ノベンバー(Rehepapp ehk November)』。ライナー・サルネ監督がアニミズムの思想をもとに、異教の民話とヨーロッパのキリスト教神話を組み合わせ、詩情溢れる物語を描き出した。「ムカデ人間」のディーター・ラーザーが男爵役で出演、本作が遺作となった。第10回京都ヒストリカ国際映画祭ヒストリカワールド部門上映作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2022年10月29日 |
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キャスト |
監督:ライナル・サルネ
原作:アンドルス・キビラーク 出演:レア・レスト ヨルゲン・リイイク ジェッテ・ローナ・ヘルマーニス アルヴォ・ククマギ ディーター・ラーザー |
配給 | クレプスキュール フィルム(提供:クレプスキュール フィルム=シネマ・サクセション) |
制作国 | ポーランド=オランダ=エストニア(2017) |
上映時間 | 115分 |
公式サイト | http://november.crepuscule-films.com/ |
(C)Homeless Bob Production,PRPL,Opus Film 2017
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予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-09-18
NHKラジオFMの音楽遊覧飛行エキゾチック・クルーズではアイルランドや本篇見たいなエストニアに因んだ曲も。本篇公式サイトのモノクロームの予告篇が素敵何だね