呪い返し師 塩子誕生 作品情報
のろいかえししおこたんじょう
都内・賀茂野女子高校、夜7時7分。オカルト研究会の部員たちが「呪い返し師」を呼び出す儀式を行っていた。不気味な現象に度々襲われる部員・奈々子を救うためだった。清めの塩で円陣と五芒星を描き、願いを記した封書を焚き上げる──と、突風と共に袴姿の女性が……。それが呪い返し師・塩子だった。彼女は奈々子を呪っていた生霊の正体を看破し、たちまち呪いを払う。以後、奈々子たちは呪いに苦しむ人の話を聞きつけては、塩子に呪い返しを頼んでゆく。世に、呪いが関わる事件がこれほど多かったとは。老人から金をだまし取る男、家庭内で暴力を振るう会社員、霊的なものを否定し「留年」を盾に議論を封殺する大学教授……。塩子への依頼は次々と舞い込む。そしてついには誰もが知る天道グループの御曹司の知られざる醜聞を知ることに。果たして塩子たちは強敵との対決で何を見るのか──。
「呪い返し師 塩子誕生」の解説
会社や学校など、日常生活のなかで人の不幸を願う心の「呪い」は飛び交い、SNSやテレビなどでも拡散され、世に満ち溢れている現代。そんな呪いが呪いを呼ぶ「負の時代」に、絶望の連鎖を断ち、呪いを払い・はね返す「呪い返し」をテーマに据えて描く、新たなヒーロームービー。製作総指揮・原作は大川隆法、企画は大川紫央、監督・脚本を「夜明けを信じて。」「愛国女子-紅武士道」の赤羽博と大川咲也加。主人公の呪い返し師・塩子役には、映画初主演となる希島凛が扮し、自分一人の力で戦うのではなく、「仏」からの力で、「聖なるものを守る」ために戦うスピリチュアル・ヒーローを演じた。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2022年10月7日 |
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キャスト |
監督:赤羽博
原作:大川隆法 出演:希島凛 福永紗也 鈴木まりや 吉田宗洋 土平ドンペイ モロ師岡 長谷川稀世 目黒祐樹 出演(声):立木文彦 |
配給 | 日活(配給協力:東京テアトル) |
制作国 | 日本(2022) |
上映時間 | 121分 |
公式サイト | https://hs-movies.jp/shioko/ |
(C)2022 IRH Press
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:3点★★★☆☆、4件の投稿があります。
P.N.「となりのトロロ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-11-04
素直な気持ちで、映画を見た後に、映画の感想をストーリーに
沿って、思い出しながら心の中の記憶として描きました。
ネタバレはありません。
冒頭の題名が出てくる迄の、短い時間で演出として、
バットマン ビギニングの様な、なぜバットマンが誕生したかの様に、どのようにして、「呪い返し師、塩子」が誕生したか、が上手に描かれていて、とても興味深い作品の出だしを飾っています。
この映画を見て塩子のファンになった人がいるなら
もっと、詳細にビギニングのところだけ、塩子が呪い返し師になった、何故なれたのかを作るとパート2が面白く続編として観たいストーリーになると思った。
横道にそれたが、本篇はオムニバス調で短編がいくつも続きそれぞれが完結するので見ていて飽きることなく、まるでインディージョーンズの冒険活劇の様に次々と場面が変わり、それでいて呪いという切り口で一貫してストーリーが作られているので、あっという間の2時間、最後まで飽きせずに引き込まれた。
呪いは自分が知らずに発していたり、受けているものだとわかり、現在は呪いの時代だということがよーくわかった。