P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-08-01
この映画を観て、とても感動した。これは何よりも生きるパワーを与えてくれたからだ。私はアウシュビッツについて思う時、ビクトール・フランクルというユダヤ人のことを思い出さずにはいられない。第二次世界大戦中、彼はナチス・ドイツの強制収容所に入れられ、家族も財産もすべて奪われたのだ。そんな極限状態を彼はどのようにして生き抜いたのか、それは未来に立って今の苦しみを回想するということだった。私はこの映画を観ていると、何があっても人生にイエスと言う気持ちになってくる。苦しみはその問いかけに答えようとして生き抜いた人には「しあわせ」となり、また豊かな知恵となるのだと思う。これはまた観たくなる作品だ。素晴らしいの一言に尽きる。