モガディシュ 脱出までの14日間 作品情報
もがでぃしゅだしゅつまでのじゅうよっかかん
1990年、ソウル五輪で大成功を収めて勢いづく韓国政府は国連への加盟を目指し、多数の投票権を持つアフリカ諸国へのロビー活動に励んでいた。ソマリアの首都モガディシュで韓国大使を務めるハン(キム・ユンソク)は、現地政府の上層部に何とか取り入ろうとしている。一方、韓国より20年も早くアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮のリム大使(ホ・ジュノ)も国連加盟のために奔走し、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。そんななか、ソマリアの現政権に不満を持つ反乱軍による内戦が激化。たちまち市街は大混乱に陥り、両国の大使館員とその家族たちは孤立無援になってしまう。ついに暴徒の襲撃を受けて大使館を追われた北朝鮮大使リムは、絶対に相容れない韓国大使館に助けを求める決意をする。果たして、ハン大使は彼らを受け入れるのか、全員で生きて脱出することができるのか、そしてその方法は──?
「モガディシュ 脱出までの14日間」の解説
ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちの生死をかけた脱出を描くアクション大作。90年代の実話を基にし、2021年に韓国で公開されるや興行収入30億円を突破、自国映画第1位の大ヒットを記録したほか、青龍映画賞の最優秀作品賞、監督賞を含む計6冠に輝いた。韓国のハン大使に「1987、ある闘いの真実」のキム・ユンソク、カン・テジン参事官に「ザ・キング」のチョ・インソンが扮し、初共演を果たした。対する北朝鮮のリム大使に「国家が破産する日」のホ・ジュノ、北朝鮮側のテ・ジュンギ参事官を「新感染半島 ファイナル・ステージ」のク・ギョファンら実力派が集結。監督は「ベルリンファイル」「ベテラン」などで“韓国のタランティーノ”と称されるリュ・スンワン。モロッコでオールロケを敢行し、衝撃的なスピードとダイナミックなカメラワークによる大迫力のカーアクションを展開。加えて、市街地の破壊によって人々が逃げまどい、暗闇のなかで家族が身を寄せ合う姿を丹念に描くなど、現実社会の出来事を想起せざるを得ないリアリティを追及。エンタテインメントでありながらも、切実な胸を打つ人間ドラマとなっている。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2022年7月1日 |
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キャスト |
監督:リュ・スンワン
出演:キム・ユンソク チョ・インソン ホ・ジュノ ク・ギョファン キム・ソジン チョン・マンシク |
配給 | ツイン=カルチュア・パブリッシャーズ(提供:カルチュア・エンタテインメント) |
制作国 | 韓国(2021) |
上映時間 | 121分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:4.5点★★★★☆、2件の投稿があります。
P.N.「こなぴ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-07-21
良かった。凄く良かった。さすが韓国映画。
スケールデカい。ハラハラドキドキ。
チョ・インソンかっこ良い。
ほんと蚊取り線香は日本製だと思う。
絶対映画館で観るべし。
関係ないと思うけど、昔日本映画で僕らはみんな生きているを思い出した。