わが青春つきるとも 伊藤千代子の生涯 感想・レビュー 3件

わがせいしゅんつきるともいとうちよこのしょうがい

総合評価4.67点、「わが青春つきるとも 伊藤千代子の生涯」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「大岸弦」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-11-11

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

はじめに言っておく、共産党員ではない。同党の支持者ではない。支持政党なしの立場
だがこの映画は、民主主義の根幹にかかわると感じています。

かんたんに解説

伊藤千代子の生涯です。24才没。
1920年代(昭和初期)日本は「絶対主義的天皇制」であった。国民は「天皇の家来」という時代である。
1925年「治安維持法」が制定されたことで、天皇独裁支配となった。ファシズム体制となったのだ。
背く者は弾圧され、拘留 拘禁 武力で取り締まり、拷問したりと多大な犠牲者が生まれたが、実は合法。

伊藤千代子は「朝から晩まで働いても、満足にご飯が食べられない貧しい人たち、一方では贅沢をしている人たち。この不公平な社会をなんとかよい社会にしたい」と主張していた。

小林多喜二 この映画には登場しないが、同様である。小説家で「蟹工船」で知られています。
同名のドキュメンタリー映画が数年前に上映されている。

P.N.「TORMSK」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2022-10-02

自主上映をしていたので見てきました。
感傷的なタイトルなので期待はしていなかったのですが、出来映えが良いのに驚きました。2時間がまったく長く感じなかったのはさすがです。
監督を含め、若い世代の才能を感じました。正義対悪の類型的な描写が少なく、誰が見ても説得力のあるものに仕上がっていると思います。主役の棒読みも、かえって新鮮に感じました。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-05-21

知り合いが本篇を観て来て話し合っていた。関心のジェンダー問題など興味深く其の時代背景に想いを廻らす。コミック版で読んで見たことが

最終更新日:2023-11-22 16:00:02

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