モーターヘッド/ラウダー・ザン・ノイズ 作品情報
もーたーへっどらうだーざんのいず
2015年12月28日、レミー・キルミスターがこの世を去った。1945年のクリスマスイブ、12月24日に生まれて以来、不眠不休の大暴走を続け、世界一音がデカいバンド、“モーターヘッド”で40年間活動を続けた人類最強の豪傑。核爆弾が落ちてもゴキブリと一緒に生き残ると言われ、2,000人もの女性と夜を共にし、1956年にはロックンロール誕生の瞬間を目撃、マルボロとジャックダニエルにまみれて血液が猛毒化、ビートルズを愛した彼の死は、70歳の誕生日の4日後、癌の宣告からわずか2日後のことだった。そして翌日、メンバーからモーターヘッドの活動終了が伝えられた。本作には、その暴走ロックンロールの帝王“モーターヘッド”が2012年12月5日にベルリンのヴェロドロームで開催したライヴを収録。2021年に「Louder Than Noise... Live in Berlin」と題してDVDリリースされた公式ライヴ映像だ。1975年の結成以来、怒涛のスピードと圧倒的音圧によるシンプルで攻撃的なロックンロールを継続し、メインストリームとは真逆の裏街道を驀進したモーターヘッドは、ヘヴィメタルとパンク/ハードコアという普段相容れない両ジャンルからも熱い支持を集めた。仮に両者が一触即発の状態に陥った場合でも、彼らの曲を流せばすべてが収まるという、この世に類を見ない存在感を誇ったバンドでもある。本作では、サクソンやエクソダス、クリーターなどのコンサート・フィルムもプロデュースしてきたHerwig Meysznerが、レミーの死の約3年前のライヴを何台ものカメラを駆使して収録。数十年に渡ってサウンドの境界線を破壊し、世界中を爆走、凄まじい存在感をドイツの大観衆に見せつけたレミー・キルミスター、フィル・キャンベル、ミッキー・ディーがかき鳴らす轟音ロックンロール。ステージ上だけでなく、観客席からもあふれ出す怒涛のエネルギーを生々しく映像に封じ込めた本作からは、唯一無二のバンド、モーターヘッドの底力が伝わって来る。
「モーターヘッド/ラウダー・ザン・ノイズ」の解説
主宰者レミー・キルミスターの死と共に、2015年に活動を停止したロックバンド、モーターヘッドが2012年にベルリンで開催したライヴを収録した音楽ドキュメンタリー。怒涛のエネルギーを映像に封じ込めた本作からは、彼らの底力が伝わって来る。出演は、モーターヘッドのメンバー、レミー・キルミスター、フィル・キャンベル、ミッキー・ディー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2021年12月24日 |
---|---|
キャスト | 出演:レミー・キルミスター フィル・キャンベル ミッキー・ディー |
配給 | ビーズインターナショナル(提供:キングレコード) |
制作国 | ドイツ(2021) |
上映時間 | 74分 |
公式サイト | https://motorhead-movie.com/ |
(C)2021 Silver Lining Music Ltd.
動画配信で映画を観よう! [PR]
予告編動画
※音声が流れます。音量にご注意ください。
※一部ブラウザ・スマートフォンに動画再生非対応がございます。
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「モーターヘッド/ラウダー・ザン・ノイズ」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。