土を喰らう十二ヵ月 感想・レビュー 9件

つちをくらうじゅうにかげつ

総合評価4.22点、「土を喰らう十二ヵ月」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「命を味わい尽くす!!!」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-03-29

このような味わい深い作品が、より多くの人に鑑賞されれば、今のおかしな日本も少しは、改善されるのでしょうね?

若い方にも、沢山見て欲しいね。

よい作品に、老若男女は関係なく、生きる上でのヒントになると思う。

奈良岡さん、ありがとうございました。

作品で、生きる強さ、ホントの優しさを最期に、見せて下さいました。

生と死が、暮らしから遠退き、変なニュースが溢れるおかしな日本。

生きるとは、また、死とは、考えるよい作品です。

P.N.「bogi」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-02-08

キネマ旬報第6位と主演男優賞の受賞を受け、急遽観ることとした。
先ずは、本作を企画した製作陣に賛辞を贈る。
主役の一つは食べ物だが、火野正平の「昔の人は美味いもの喰ってたんだな」に集約される。
最後は死生観と女心を交えてふっと微苦笑。
奈良岡朋子、いいね👍。

P.N.「bogi」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-02-05

キネマ旬報第6位と主演男優賞の受賞を受け、急遽観ることとした。
先ずは、本作を企画した製作陣に賛辞を贈る。
主役の一つは食べ物だが、火野正平の「昔の人は美味いもの喰ってたんだな」に集約される。
最後は死生観と女心を交えてふっと微苦笑。
奈良岡朋子、いいね👍。

P.N.「甘えん坊将軍」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-01-25

主演の沢田研二さんがこの作品において毎日映画コンクールの男優主演賞を受賞しました
選考理由は『演じるのではなく、ただそこにある存在として驚くほどに溶け込んでいる』というものでした
私はこの作品を観て、確かに沢田さん凄いなぁと思いましたね
死の近づきを意識せざるをえなくなった男の物寂しさを感じつつ、それでも四季折々の野山の恵みを頂戴し食し毎日を生きていく
素朴だけど素晴らしい映画ですよコレは
梅干しを作る為に梅農家に落ちた梅を貰いに行くシーンとか、冒頭の美味しそうな白菜漬けとか、とにかく見所満載の映画ですよ
まだ上映してる劇場もそこそこあるので興味を持たれた方は是非チェックしてみて下さい

P.N.「私はネコのみー。」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-28

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

素晴らしい映画でした。
沢田研二のカリスマ性というか、人を惹き付ける魅力が映画に華を添えていた。何度も見たくなり、沢田研二の演技力に引きずり込まれてしまいました。
そして自分の余命が見えてきた時に離れたくない真知子への想いを立ちきるツトムの悲しさがとてもジーンと心に響きました。真知子の車にキノコの入ったかごを忘れてしまう程に真知子のとの別れが彼をくるしめる場面に涙が止まりませんでした。

P.N.「ka miyo」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2022-11-24

土があり太陽があり空気が水がある。そして四季があって植物や生物が生まれ、朽ち落ちていく。もちろん人間も。生まれるから死ぬ。生まれたから体を動かし、食し生活する。当たり前の事をもがきながらも納得しようとする人間を描いた映画。色んな事を考える事ができました。エンディングの曲は今のジュリーの声で歌ってほしかった。その方が説得力があると思った。

P.N.「命を味わい尽くす!!!」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-22

予告から、作品の面白さが伝わって、鑑賞が待ち遠しいと思っておりました。

若かりし頃の妖艶な沢田さん作品とは違い、歳を重ねたいい意味でのハマり役。

不思議な事に、表情が岸部一徳さんと似てきて、タイガース、関西の繋がりのご縁の深さを感じる。

登場する精進料理や季節の料理が美味しそうだなぁ?

土井善晴さんの一汁一菜の本の世界、田舎での暮らし、憧れるモノも沢山。

ただ、私の田舎もそうだが、
義弟夫婦のような人々も増えて、そう昔のように、のんびり田舎暮らしもしずらい昨今。

この作品を通して、疑似体験できたのは幸せです。

映画の良さの一つ。

こう言う、暮らしに憧れる方々には、この作品の良さは、理解できるでしょう?

私たちは、命を味わい尽くす為に生まれるのだから、できる限り、自らを騙す事なく、自らの人生を生きたい。

他者と関わりはあるが、独りで生きると言う事実に、目を背けず、命を味わい尽くしたい。

P.N.「雪風」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2022-11-21

生活音などの音響がいい。ジャズのBGMも最高。水洗いし過ぎて手荒れが心配になりました。肉も魚も一切使わない精進料理ばかりやのに、心筋梗塞になるのは驚き。自家製の漬物やお味噌の塩分が高いのが原因かと思いました。ツトムと真知子の年齢差も気になります。

P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2022-11-14

観賞後、野菜が食べたくなる邦画。
本年度ベスト。

食べ物をテーマにした作品と思いきや、結構奧が深いテーマだった感じ。

12歳でお寺を逃げ出し、信州の山奥で暮らす沢田研二さん演じるツトム。
ほぼ自給自足の生活をする中、作家業もして松たか子さん演じる編集者の真知子が時々、都会からツトムに会いに行く展開。
ツトムが作る精進料理を毎回美味しそうに食べる真知子。
真知子がかなり図々しい感じ(笑)
反面、ツトムはかなり優しい。
設定では恋人の関係らしいけど、そんな雰囲気は一切無し。

そんな中、突然来る義母の事件やツトム自身に襲い掛かる事が…

そこからツトムがある事に対する考えが変わって来た感じに考えさせられる。
先立たれた妻の遺骨を納骨出来ない場面等がツトムのある事に対する思いが伝わって来る感じ。

寝る前に「さようなら」と言いながら寝るシーンが意味深い。

観賞後、野菜が食べたくなり街を物色した結果「野菜たっぷりチャンポン」を食す( ´∀`)

最終更新日:2024-11-22 02:00:11

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