P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-06-24
アントン・チェエホフのユーモア短編集見たいなtasteが愉しめるんだなあ
ぐうぜんとそうぞう
総合評価4.22点、「偶然と想像」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
アントン・チェエホフのユーモア短編集見たいなtasteが愉しめるんだなあ
洪サンス監督の韓国映画と小津安二郎監督作品等をミックスしたtasteの濱口竜介監督ワールド,感情を交え無い台詞廻しや真正面から撮影された対話劇touch。世にも奇妙な物語
ナイーブ感とリリシズム,何より濱口竜介touchが堪能出来る,渋谷シネマヴェーラの入ったビルのライブ館シアター等で偶然観た衝撃の映画〈東京人間喜劇〉も連想された…。
余りにも退屈な映画である、退屈で退屈で、目を瞑るしかない感じがします。古川ことね、と言う、少しは名の売れたのがでているのがせめてもの救いです。
二番目の
渋川清彦もこの頃、売れて来て、居るようて、コマーシャルでもみます。随分前に、文芸座で主役で出て、居たのを
思い出します。内容はつまんないですね、三番目はユニークだなぁと思いました、一体、何処の映画館で上映したのですか?金の取れる映画では有りません。
2021年の第3位ながら見損ねていたが、先日ようやく機会を得た。
従前オムニバスは半端な感じで好まなかったが、本作は3作の統一感があった。
『ドライブ~』の本読みを実践する演出で、脚本の良さが伝わる。
森郁月をもっと観たい。
結論から言いますと、大変面白かったです。2ヶ月の間に2回見ました。1回目から何とも言えない空気感と見た後の、心地のいい難しさでした。しかし2回目は更に自分が理解出来ていない所が
解決され更に面白くなりました。
少ない登場人物、さり気ないキャスティング、ほぼ会話の内容だけで、展開していく物語の面白さと、有りそうで、無さそうな、共感できそうで、でき無さそうな、難し過ぎず、当然単純じゃない
会話のやり取りと、使われている言葉の心地のいい難解さ、
とにかく3話全てが、甲乙付け難いものでした。
もしかすると3回目が有るかもしれません。
理屈っぽい会話は好きじゃないけど、こんな感じの理屈っぽさはとても良い。
新感覚の会話劇って感じ!
面白くて笑えた!
3本のショートムービーで構成。
それらに関連性は無し。
一度に3つの映画が観られてお得な感じも良い(笑)
①魔法(よりもっと不確か) 4.0点
古川琴音さんがとても良い!
なぜ彼女はスクリーンで観ると美しいんだろう(笑)
タクシーの中の会話がリアル過ぎ!
アドリブで喋ってる感じが凄い。
ストーリーも実際にある様な展開。
カフェのシーンは大爆笑!
②扉は開けたままで 3.5点
主婦で学生。奈緒役の森郁月さん。
知らなかったけど美しい。
この作品は会話劇の真骨頂と言った感じ。
棒読みに近いセリフ。
丁寧な喋り方が印象的。
ある小説を奈緒が朗読するんだけどエロい(笑)
そしてメッチャ笑えたー(笑)
③もう一度 3.0点
「偶然と想像」と言うより「勘違い」から始まる展開。
同窓会アルアル的な感じで面白い。
これも実際ありそうな展開で笑えた。
劇場鑑賞案件ではない感じだけど、笑えるシーンの観客の一体感はとても良かったです( ´∀`)
同テーマの3編の短編から成る映画。身近なストーリーから徐々に雲行きが怪しくなり理屈っぽい台詞が押寄せ映画と言うより小難しい小説を読んでるような感覚になる。3編ともラストの感じはそれぞれ異なる。ハッピーなのもあれば、後悔的モヤモヤなのもあれば、甘酸っぱいようなのもある。
超有名俳優が出ていないのが、生生しさを出すのに大いに貢献していたような気がする。