ジェジュン:オン・ザ・ロード 作品情報
じぇじゅんおんざろーど
密着したカメラが映し出したものは、アーティストを超えて初めて見せる、ジェジュンという一人の人間の飾らない心。人生に悩み、あがき、ささやかなことに喜びを見出す彼は、人々に夢を与えづけるために、これから何を目指し、どこへ向かっていくのか? ジェジュン自身が、生きてきた道を振り返りながら、これまで明かしてこなかった想いや、音楽活動と夢見る未来について率直に語っていく。
「ジェジュン:オン・ザ・ロード」の解説
K-POPスターとしてデビューし、現在は日韓で活躍するアーティスト、ジェジュン。彼の真髄と夢のルーツを探す旅を切り取ったドキュメンタリー。監督は「私の頭の中の消しゴム」「サヨナライツカ」のイ・ジェハン、音楽は『梨泰院クラス』のパク・ソンイルが担当。この映画で描かれるのは、ジェジュンがステージで見せるアーティストの顔ではなく、まっさらな一人の青年として自己と向き合い、これまでの人生をたどりながら、自分自身を探る心の旅路。コンサートのバックヤード映像や稽古風景、創作活動の様子なども織り込みながらも、映像のほとんどはイ・ジェハン監督を相手に、ある時は自分で車を運転しながら、またある時は自分の部屋で、複雑な生い立ちや裕福とは程遠かった少年時代のこと、「X JAPAN」に衝撃を受けた話、兵役を経て価値観が大きく変わったこと、初恋の思い出や恋愛観、初めてロックに挑戦した曲「MINE」について、そして人々に衝撃を与えた「過去活動したグループ」にまつわる話などを語っていく。特にメンバーへの未だ消えることのない思いを言葉に詰まりながら語る姿は、誰もが胸を打たれる特筆すべきシーン。さらに劇中では、小学生時代に暮らした思い出の地をめぐり、幼馴染みに再会し笑顔で語り合い、友人たちに手料理をふるまう素顔のジェジュンを映し出すと共に、同級生や恩師、軍隊時代の仲間、写真家、ギタリストのキム・テウォン、そして後輩アーティストらの証言から、彼の真の姿を浮かび上がらせる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2021年7月2日 |
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キャスト |
監督:イ・ジェハン
出演:ジェジュン |
配給 | ローソンエンタテインメント |
制作国 | 韓国(2021) |
上映時間 | 113分 |
公式サイト | https://www.lawson.co.jp/campaign/lop_jjunotr/ |
(C)STORY WORKS
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:4.47点★★★★☆、15件の投稿があります。
P.N.「夏の空」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-07-19
ジェジュンのドキュメンタリーと言うことで、実はファンだけが彼を知って喜ぶようなものかな?と期待せずに観に行きました。とんでも無かったです。映像と音楽、そしてトツトツと語られる彼の人生。イ・ジェファン監督作品だけに「私の頭の中の消しゴム」同様に鑑賞後には爽やかな余韻を残す映画でした。
人生で自分の力では乗り越える事の出来ない壁。神を罵りたくなる不幸。そんな運命を背負う人には、彼の「人のせいにしない」与えられた中で、精一杯前を見上げて生きる生き方は、勇気やヒントをくれるでしょう。
静かな抒情詩を味わいたい方に是非お勧めします。結局、4回見に行きました。ただ、矢張りある程度の彼の情報がない人には、彼の言葉の重みが伝わりにくいかもしれません。