P.N.「若者のストーリーテラー(語り手)」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2021-07-02
映画としてより、ライブとドキュメントのミックスなので、映画として鑑賞と言うより、どうして受けいられているかの考証として鑑賞された方がベスト。
同世代、特に同性に支持される熱狂ぶりは、尾崎豊のようで、若者の語り手そのもの。
音楽的な環境は、カーペンターズのような、自然な流れで、けっして、突然変異で生まれた訳ではない。
彼女は、宇多田ヒカルのような、十代の天性を存分に発揮。
ブルース、ソウル、ゴスペルの要素を含み、アフリカンなビート、インド風なリズム感も覗かせながら、懐かしいながら、若者には、新しい、彼女の感性で表現している。
日本人の高校生が、音頭や節などの懐かしい音頭を若者の感性で表現しているように、今の若者の音楽の流れを象徴している。