トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング 作品情報

とぅるーひすとりーおぶざけりーぎゃんぐ

19 世紀のオーストラリアで、極貧のアイルランド移民の家庭に育ったネッド・ケリーは、頼りにならない父の代わりに幼いころから母と 6 人の姉弟妹を支えてきた。だが父の死後、生活苦から母によって山賊のハリー・パワーに売りとばされ、そのせいでハリーの共犯として逮捕・投獄されてしまう。出所したネッドは娼館で暮らすメアリーと恋に落ち家族の元に帰るが、幸せは長くは続かなかった。横暴なオニール巡査部長や警官のフィッツパトリックらは難癖をつけてはネッドや家族を投獄しようする。権力者の横暴と理不尽な扱いに怒りを抑えられないネッドは、弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成、自らの正義と愛をかけ、腐敗した権力に挑んでいく。

「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」の解説

かつてミック・ジャガーが「太陽の果てに青春を」で、故ヒース・レジャーが「ケリー・ザ・ギャング」で演じたオーストラリアの伝説の義賊ネッド・ケリーの生涯を、「1917 命をかけた伝令」のジョージ・マッケイ主演で描くパンク精神あふれる反逆ムービー。豪アカデミー賞12部門のうち主要3部門で受賞、カルト・ムービーの巨匠ジョン・ウォーターズ監督が“2020映画ベスト10”に選出。1855年にアイルランド移民の長男として生まれたネッド・ケリーは窃盗や強盗を繰り返した無法者だが、現代でもオーストラリアに「ケリーのように勇敢に(as game as Ned Kelly)」という表現があるほど英雄として人気が高い。本作ではそんなネッド・ケリーを、悲惨な境遇から抜け出そうと苦悩し、怒り闘うひとりの若者として捉えたピーター・ケアリーのブッカー賞(イギリス最高の文学賞)受賞小説を原作に映画化。腐敗した権力に屈することを拒否し、兄弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成、国中にその名を轟かす反逆者となったネッドの姿を壮絶に描き出している。母親がネッドを売り渡すブッシュレンジャー(盗賊)のハリー・パワーにラッセル・クロウ、ネッドに屈折した想いを寄せ執拗に追い詰める警官のフィッツパトリックにニコラス・ホルト、ネッドの家族に横暴を尽くすオニール巡査部長にチャーリー・ハナムと豪華キャストが結集。「アサシン クリード」でハリウッドに進出したジャスティン・カーゼル監督が新たな伝説を誕生させた。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2021年6月18日
キャスト 監督ジャスティン・カーゼル
原作ピーター・ケアリー
出演ジョージ・マッケイ ニコラス・ホルト ラッセル・クロウ チャー リー・ハナム エシー・デイヴィス ショーン・キーナン アール・ケイヴ トーマシン・マッケンジー
配給 アット エンタテインメント
制作国 オーストラリア=イギリス=フランス(2019)
年齢制限 PG-12
上映時間 125分

(C) PUNK SPIRIT HOLDINGS PTY LTD, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, ASIA FILM INVESTMENT GROUP LTD AND SCREEN AUSTRALIA 2019

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最終更新日:2022-07-26 11:03:18

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