P.N.「意図ヲ知ろう(覚悟の生き方)。」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2021-09-14
もみじが、京を暗く染める夜空に、ひらり舞い落ちる。
口説こうと覚悟を決めた伊東四朗演じる羽振りの良さそうな男の手元に。
この時期ならでは、静かな京のまちを感じながら、覚悟を決めて立ち向かう、科捜研の女。
その主人公の生き方に引き込まれて行く人々、これも、ある種の感染。
京のまちが、夜に、紅葉の秋に、そして、犯罪に染まる時、
覚悟を決めて立ち向かう、女の、その生き方に、問題は解決へ向かう。
自らのエゴに生きる人間は、あらゆる言い訳で、周囲を眩ますが、
覚悟を決めて生きる人間には、善悪を超えた真実のセンサー、研試薬がある。
覚悟しなはれ、清水の舞台から飛び降りる覚悟があれば、何ヲすべきか見えてくる。
秋の京都を静かに感じれる仕上がり、ドラマと違い、落ち着いていて、私は、こちらが好きです。