P.N.「たまこ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-07-22
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
久々に素晴らしい邦画見た!
最後に小野真知子が、演劇を演じて、そこにほぼ自分の本音を言ってる台詞が、日本人としてのお洒落、粋を感じた。
例えるなら、紬の着物の下に着る襦袢は派手にと言う。
日常の生活では、本音を隠し、舞台の演技では本音を言う、そんな感じが。
お金、地位、名誉、みんなと一緒が安心で大切っていう
価値観に日本もなってしまったけど、この映画の小野真知子の生き様の様に、昔の日本人は、それぞれ生き方や、生きる 義というものを、背中に背負ってて、それぞれがそれぞれの理由で、背骨で一生懸命生きていた!と言うことを思い出した。
生きる理由は、決して、お金や安楽なことではなく、
もっと精神性を大切にしたよね。。
オダギリジョーってやっぱ凄い!
写真だけで、こんだけの存在感!
ロックンロールの旦那の意志を継ぎ、気がつかないけど、
真にロックンロールな生き様になってる小野真知子。
本来の日本民族って、みーんな小野真知子みたいに生きられるのに。。
幸せの価値観を再認識というか、リストラクチャーさせられた映画でした!