P.N.「SSK、真実は小説よりも奇なり」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2021-10-12
事実と言うのは、人間側からみた限られた見解。
真実とは、覆せないほど、人生に横たわる巧妙に仕組まれた、人間には作り出せないモノである。
隠された真実を炙り出すには、鳩を放つ、鳩は、つがいになる習性があり、必ず何かを伴い、現実の世界に裏表を見せてくれる。
放たれた三枚の鳳凰のカードは、つがいの習性の如く真実を炙り出す。
この作品の一番の見所は、藤原竜也さん演じる主人公だろう?
彼が、ピーターパンのような存在感で、この作品の原作を見事にストーリーテラーしている。
鑑賞して、余りにも不可解なのは、かなり脚色を加えていたから。
事実は、ねじ曲げて伝えられるが、真実は、巧妙かつ覆せないモノである。
小説のように事実は、ねじ曲げられるが、真実は、必ず対峙する時がやってくる。
SSK、真実は、小説よりも奇なり。
普通で真面目、真実は、世の中に関心が薄く、人との関わりをさけ、狭い自分だけの世界で生き知らないことを知らないと自覚できない稚拙な成鳥できない籠の鳥である。言うことは立派だが。