ターコイズの空の下で 作品情報
たーこいずのそらのしたで
大企業の経営者・三郎(麿赤兒)を祖父に持つタケシ(柳楽優弥)は、贅沢三昧で自堕落な暮らしを送っていた。ある日、三郎の所有する競走馬を盗んだモンゴル人の男、アムラ(アムラ・バルジンヤム)が逮捕される。三郎は第二次世界大戦終了時、モンゴルで捕虜生活を送り、現地の女性との間に生き別れとなった娘がいた。アムラとの出会いをきっかけに、三郎は娘の行方を探すため、タケシをモンゴルへ行かせる。果てしなく広がるターコイズ色の空の下、言葉も価値観も異なるタケシとアムラと旅が始める……。
「ターコイズの空の下で」の解説
「泣くな赤鬼」の柳楽優弥の海外合作映画初主演映画。裕福な家庭に育ち、自堕落な暮らしを送っていたタケシは、大企業を経営する祖父・三郎の競走馬を盗んだモンゴル人アムラとともに、終戦後に生き別れとなった祖父の娘を探すため、モンゴルを旅することに。第68回マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭国際映画批評家連盟賞、才能賞ダブル受賞。出演は、近年ハリウッドにも進出したモンゴル人俳優のアムラ・バルジンヤム、「ゴーストマスター」の麿赤兒。音楽・ファッション・アート業界でPVやドキュメンタリーの制作を手掛けてきたKENTAROによる初の長編映画監督作。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2021年2月26日 |
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キャスト |
監督:KENTARO
出演:柳楽優弥 アムラ・バルジンヤム 麿赤兒 サラントゥーヤ・サンブ ツェツゲ・ビャンバ サヘル・ローズ 諏訪太朗 西山潤 佐藤乃莉 ガンゾリグ・ツェツゲ ウンダルマ・トゥヴシントゥシグ |
配給 | マジックアワー=マグネタイズ |
制作国 | 日本=モンゴル=フランス(2020) |
上映時間 | 95分 |
公式サイト | http://undertheturquoisesky.com/ |
(C) TURQUOISE SKY FILM PARTNERS / IFI PRODUCTION / KTRFILMS
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「さらばシベリア鉄道~復活愛~」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2021-03-30
誰しも、氷の大地のように、深く深く針葉樹の森の奥深く、かたく閉ざされた秘密を抱え生きている。
シベリア鉄道が、ロシア、中国、モンゴルとつながりながら、走り続けるように、我々、日本人も、親や、大方、祖父母に、満州やソビエト連邦での心の奥に秘めたモノがあるだろう?
ターコイズと言う、天の恵みの空の下、命のつながり、母なる大地に息づく、愛に触れ、人は、ほんとうの愛を感覚で体得する。
線路を走る列車と言う人生は、これからも続く、
つながりながら、また、復活の愛をよみがえらせ、命であるかの人を連れて。