KCIA 南山(ナムサン)の部長たち 作品情報
けーしーあいえーなんさんのぶちょうたち
韓国中央情報部、通称KCIAは、大韓民国大統領直属の諜報機関として権力を握り、組織を束ねる者はその所在地から“南山の部長”として恐れられる存在であった。そんな大統領に次ぐ強大な権力と情報を握っていたとされるKCIAのトップ、キム・ギュピョン(イ・ビョンホン)が、1979年10月26日、大統領(イ・ソンミン)を射殺する事件を起こした……。事件の40日前、KCIA元部長パク・ヨンガク(クァク・ドウォン)が、亡命先であるアメリカの下院議会聴聞会で韓国大統領の腐敗を告発。ヨンガクは回顧録の執筆にも取りかかっていた。大統領は激怒しキム部長に事態の収拾を命令。アメリカに渡り、かつての友人でもある裏切り者ヨンガクに接触するが、その時からキム部長の運命が狂い始める……。
「KCIA 南山(ナムサン)の部長たち」の解説
1979年10月26日に起きた韓国の朴正煕大統領暗殺事件を基にした実録サスペンス。大統領直属機関として権力を握るKCIA(中央情報部)部長キム・ジェギュが大統領を射殺。事件前、大統領の命令でキムは腐敗を告発した元部長に接触。そこから彼の運命が狂いだす。「インサイダーズ/内部者たち」のウ・ミンホ監督とイ・ビョンホンが再びタッグを組み、ベストセラーノンフィクションを原作に歴史の闇に迫る。共演は、「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」のイ・ソンミン、「哭声/コクソン」のクァク・ドウォンほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2021年1月22日 |
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キャスト |
監督:ウ・ミンホ
原作:金忠植 出演:イ・ビョンホン イ・ソンミン クァク・ドウォン イ・ヒジュン キム・ソジン |
配給 | クロックワークス |
制作国 | 韓国(2019) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 114分 |
(C) 2020 SHOWBOX, HIVE MEDIA CORP AND GEMSTONE PICTURES ALL RIGHTS RESERVED
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「還暦のたつお」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-06-28
朴大統領、暗殺の顛末を描いた実録映画だが、時折みせる激しい暴力シーンと全編に及ぶピリピリした緊張感が堪らない。朴大統領、キム部長、警護室長の精神的ホモセクシュアルな三角関係もこの映画に艶を与えている。イ・ビョンホンはなかなかの名演。