P.N.「レモンツリー」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-12-11
物語は面白くひきこまれました。伊藤健太郎さんの演技は素晴らしく 感情移入でき後半の雷の悲しみ 涙なしでは見られませんでした。歌声は切なく胸に響きます。衣装も美しく華やかで物語の世界にどっぷり浸ることができました。伊藤健太郎さんの細やかな感情表現 身体能力 帰ってくるのを待ちたいと思いました
じゅうにひとえをきたあくま
総合評価4.24点、「十二単衣を着た悪魔」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
物語は面白くひきこまれました。伊藤健太郎さんの演技は素晴らしく 感情移入でき後半の雷の悲しみ 涙なしでは見られませんでした。歌声は切なく胸に響きます。衣装も美しく華やかで物語の世界にどっぷり浸ることができました。伊藤健太郎さんの細やかな感情表現 身体能力 帰ってくるのを待ちたいと思いました
弘徽殿の女御と一宮。全く新しい解釈も同じ母親としてすんなり共感できました。
卑屈な現代っ子の雷が源氏物語の世界に適応し成長していく様が、表情(特に目)で表現されていて引き込まれました。倫子との柔らかい空気感、優しい歌声、全てが素敵でした。
愛し愛されることを知り強くなった雷鳴に向けた女御の最後の御簾越しの笑顔がとても印象深かったです。
現代に戻ってからの雷の心情描写は圧巻で涙が止まりませんでした。
居住地域に上映館がなく他県まで観に行きました。往復5時間が苦にならない感動作でした。DVD化希望‼︎
初見で感動し、原作読んで再度鑑賞。公開終了日に間に合って良かった。
映画としては、このラストで落ち着くという感じ。
濃厚な原作に忠実に作るには時間が足りないから。
再見でも終盤の雷の号泣シーンは胸が締め付けられ涙なしには見られなかった。
健太郎さんの表情、特に目の演技が素晴らしい。
包み込むような優しい歌声が今でも耳に残っている。
人として成長して戻って来る日を心待ちにしています
本当に素晴らしい映画でした
台詞の一言一言が胸に刺さり途中から涙がとまりませんでした
原作を読んでみたくなりました
監督、ストーリー、キャスト、主題歌 全てが最高でした
もっと多くの人に見て欲しい
DVD化を強く希望します
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
内館牧子さんの原作を知らずに映画を見ました。源氏物語の弘徽殿女御と春宮があんなに魅力的に描かれているなんて衝撃でした。
雷鳴が迷い込んだ世界の中で成長し、あらすじ本に頼らず、自分の思いを振り絞るように語った言葉が弘徽殿女御の心を動かし、その女御の言葉で六条御息所の魂が救われていくシーンは、込み上げるものがありました。
三吉彩花さんの弘徽殿女御の気品と気迫、伊藤健太郎さんが雷に戻ってからの苦しさ、伊藤沙莉さんの優しさ…俳優さんたちがこちらの心を揺さぶりながら伝えてくれる人の生き様を、もう一度見に行きいと思いました。
源氏物語をこの角度から捉えた作品に目からウロコの衝撃を受けました。
人生に迷った時、どうしようも無く自分が嫌いになった時、生きる意味を失った時
誰しも1度は苦難を味わう時が来るかもしれません。
そんな時 誰かの存在が 言葉が
どんなに救いになり また前に踏み出す力をくれる時がある。
劣等感に苛まれる主人公が 人生の岐路 様々な人との出会いで 成長し
自分の存在価値を見出していく様が画かれています。
三吉彩花さんの凛々しい女御様のお言葉は心にひびきました。
スクリーンの中で 悩み もがき 駆け回る 伊藤健太郎さんは
主人公 雷そのもので、主人公の心情に 引き込まれ 思わず涙が溢れました。
エンディングテーマOKAMOTO'Sのhistoryが 雷の前向きな未来を感じさせてくれ 爽やかな余韻を残す作品でした。
上映館が極端に少なく、観られない環境の方が多かったと思います。DVD化されたら是非 必見です!
絡みのシーン以外は、初めから最後まで違和感なく、
中だるみする事なく鑑賞しました。
脇を固める、笹野さんと山村さんが、全体を引き締めて
いたように感じました。
主演の伊藤健太郎さんも、コメディーな所と凛々しさが、
三吉さんも堂々と演じられ、若いキャストながら
引き込まれました。
自分の居場所を探し、必要とされていると実感した時に、
人は成長するし、自信にもなる。
いつの時代も、男女関係なく、自分の事だけを考え生きて行くより
自分以外の人に何かを与えたり、優しくする事で幸福感を感じる気がします。
黒木瞳監督の映画ということで興味がありました。平安時代の女性の生き方凛とした姿が眩しく思えた。伊藤健太郎が成長していく姿を大切なものを見つけていく姿が素晴らしかった。やっぱり演技力は素晴らしいことがわかった。いろいろバッシングされてもこの映画のように負けないで欲しい。大きくなって映画の世界に帰ってきて欲しい。最後に倫子に似た女の子に出会うことが輪廻転生を感じて素晴らしい。もう一度見たい。伊藤健太郎が出てくるまで、ずっとと応援する。
きらびやかな十二単衣や意図して作られた屋根のないセットは優雅で美しくとても見応えがありました。
雷の為に用意されたかの様な弘徽殿女御の言葉の数々。
倫子に出会い愛し愛され自分を必要としてくれる人のいる喜びを感じて成長していく雷が愛おしく胸が熱くなりました。
現実に戻ってからの雷の号泣シーンは涙せずにいられませんでした。雷鳴、稲光とともに平安時代に戻ろうとしたのは平安の世に居場所を見つけたからだろうか?
家族の暖かさを思い知り自分を好きでいてと言う倫子の言葉を胸にちゃんと生きないとと走る雷(健太郎さん)に頑張ってと心からエールを送ります。
原作を読んで、楽しみにしてました。細やかな表情での表現や主人公の成長や葛藤、悲しみ…伝わってきて、原作同様、涙しました。ただ…主人公達の葛藤を、もっと細かく表してくれた方が、原作を読んでない方にも、伝わったのかな?とも、思いました。それにしても、俳優陣の背筋の張った美しい所作や、着物姿の似合うこと…好感を持てると共に、演技の上手さに、もっと観ていたいと、時間が短く感じました。サラッとした雰囲気のセットが、源氏物語の絵巻物語風で、監督の意図を感じました。再度、細部を観たく、また観に行こうと思っています!
空っぽな現代のダメ青年が突然放り込まれた平安時代に順応し成長する姿に胸が熱くなりました。親の愛情に気づき心から愛する事を知って、思いやりのある人間へと。終盤は涙が止まりませんでした。自分自身も周囲の人も大切にする事が必要なのだと改めて思いました。
時空を超えた感が、あまり感じられない。
単に、展示場に、平安絵巻と言う舞台が、繰り広げられ感。
何が、凄いかと言うと、主人公の俳優の近未来が、そのまま描かれていて、ある意味、1人の青年のこれからの予知夢。
監督の息子と言うスタンスなのか?
本当、泣いてばかりで、うじうじして、いと情けなや。
そもそも、コメディにしたいのか?
ラブストーリーにしたいのか?
どうしたいのか?
ちんぷんかんぷんで、まぁまぁ、衣装は、綺麗だが、きらびやかでもないし、過去にと言うより、最近風。
メイクにしても、所作や、裾さばき、何もかもが、中途半端。
俳優さんのデジャブーを目撃しただけ。
作品も、主人公も、今の日本人を観ているようで、いと情けなや…。
伊藤容疑者や麻薬のこと黒木さんの娘さんの不快な話が頭をちらつき気分が悪くなりましたので申し訳ないのですがこの評価にしかできません頑張っても評価1つかなと思います。映画は楽しく見れないなら不快でしかないことが良くわかりました。
源氏物語を違う視点で表現され、伊藤健太郎が表現した、どこにでもいる青年の成長に引き込まれた。女性の品格や無償の愛を見事に表現し、物語の持つ魅力を、三吉彩花と伊藤沙莉や監督らが伝えてくれ、内館牧子原作本の魅力を、限られた中で表現していた。後半は、涙なしでは観られない程、心に沁みて感動した。
原作を知らず映画館で御初
素晴らしいと思いました。一人一人の役柄に適した俳優さんがドンピシャで素晴らしい演技力でした。心に残る映画となりました。
有り難う御座いました。
拍手です。
私は小説を読んでからの映画でした。
正直、弘徽殿女御の名言ダイジェスト
という印象を受けました。
短い時間で濃密な原作を演じるという
意味では仕方ないのかもしれませんが…
原作を知っている人は物足りないかもしれません。
でも三吉彩花さんや伊藤沙莉さん方の
演技が素晴らしく、感動しました。
これ程、十二単が似合う方も
いないと思いました。
素晴らしい映画でした。内館牧子さんの濃密な原作を、黒木監督が実写化して下さった事に心から感謝します。伊藤健太郎の演技には心揺さぶられ、後半涙が止まりませんでした。人を愛する事を知り、周りの人達の思い、自分のあるべき姿に気づいていくプロセスには目を見張るものがありました。伊藤健太郎は、他の俳優とは一線を画した唯一無二の俳優だと思います。また、伊藤沙莉も天才的な表現力で見るものの心を鷲掴みにする女優さんです。主人公のように、自分も成長しなければと思いました。心に残る映画を、ありがとうございました。