P.N.「海と空」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-01-02
素晴らしい映画。お伽噺かもしれないが…1900は悲惨な生い立ちだが、愛溢れる船で、天使の様に純粋に育ち、その指は天国の旋律を奏でる。人生とは?幸せとは何か? 例え本当の親を知らずとも、戸籍が無くても、1900は彼なりに精一杯生きた。存在を証明する物は無いが、確かに彼は生きて、美しい曲を残した。意味の無い存在なんて無い。彼もきっと船の皆に愛され、良き友と演奏し、様々な国の人々に出会い、初恋をし、幸せだったはず。ピアノダンスが、実に楽しそうだったから。エンディングで、彼の存在証明を聴きながら、涙した…映画って、人生って、やっぱり素晴らしい‼️