P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-04-03
NHKラジオ深夜便で林家正蔵が語る映画の噺には好きな監督作品ウッディ・アレンのモノクロ映画マンハッタンやカイロの紫のバラ等が登場,クラリネット奏者のことも
れいにーでいいんにゅーよーく
総合評価4.2点、「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
NHKラジオ深夜便で林家正蔵が語る映画の噺には好きな監督作品ウッディ・アレンのモノクロ映画マンハッタンやカイロの紫のバラ等が登場,クラリネット奏者のことも
雨のニューヨークの馬車道,ニューヨーカーの青春,ホームパーティでの娼婦騒動の件,母の告白シーンが見処か,ジェイムス・デイーン主演のあの〈エデンの東〉が想い浮かぶ
日本には、二谷幸喜さんがいるように、アメリカには、ウッディ・アレンがいる。
この映画は、ウッディ・アレンさんの作品として楽しめる方には、良いでしょう?
ニューヨークを知りつくした監督の視点で描かれるニューヨーカーの生き方、夢を求めて集まる人々の生き方の対比。
恋愛観に似た、此が、私の生き方。
この作風がウッディ・アレン。
感覚を掴み取る生き方。
最後のオチも。
まだまだ、大人感が身に付いてない若者たちの背伸びした生き方を人生経験豊富な人々が、温かくサポートしています。
あなたの人生は意味がある、その感覚を自分たちで掴み取るためのレッスン。
不用な抵抗をしていませんか?
それを気づかせてくれるアレン流ニューヨーカーの恋。
エル・ファミングさん目当てだったけど、若い頃の「あるある感」が自分には刺さった感じ(笑)
ベタなタイトル。
ベタな導入。
最初から雰囲気が良い。
ストーリーは全てが空回り的な感じ。
でも観賞中はストレスが無かった印象。
そんなに面白い訳ではない。
でも引き込まれてしまった展開。
全ての出来事が「あるある」って感じではない。
でも過去の自分に似た様な思い当たる「あるある」がとても良い(笑)
学生時代を思い出す感じ。
好きな人。
自分がやりたい事。
全てが上手く行くと思っていた時代。
懐かしい(笑)
自分も空回りしていたのかなぁ(笑)
若いと何でも出来そうだった記憶が蘇る様な作品。
ラストシーン。
あれは若いなぁー( ´∀`)
ウディ・アレンはハズレなし。いつも愉しい気持ちで見られます。今回もニューヨークのセレブの素敵なお家が次々に出てきてテンション⤴。
本筋には関係ないですが、20年前「天国の口、終わりの楽園」でメキシコの高校生役だったディエゴ・ルナが映画スター役で出ていて感慨深かった。あの映画が海外デビューだったと思いますが、世界に羽ばたいたんだなぁと。