アメリカン・ドリーマー(1971) 作品情報
あめりかんどりーまー
「イージー・ライダー」でカンヌ国際映画祭新人監督賞に輝き、ハリウッド・システムをぶち壊したアメリカン・ニューシネマの旗手として一躍世界の注目を集めたデニス・ホッパー。彼は監督第2作として、“映画とは何か”を問う問題作「ラストムービー」に取りかかる。ピーター・フォンダ、トーマス・ミリアン、ミシェル・フィリップス、サミュエル・フラーなど豪華出演陣を起用し、撮影をペルーの山村で実施。そのフィルムをニューメキシコ州のD・H・ロレンスの元別荘に持ち込んだホッパーは、1年以上かけて編集作業に没頭する。そこへドキュメンタリー映画を撮りたいと現れたのが、当時、写真家として活躍していたローレンス・シラーと後に「パリ、テキサス」などで脚本家として活躍するL・M・キット・カーソンだった。2人を迎えたホッパーは、ドキュメンタリー映画の製作を拒否。代わりに「『ラストムービー』を作っているデニス・ホッパーを、デニス・ホッパー自身が演じる映画」を提案する。こうして、チャールズ・マンソンのような長髪&髭スタイルのホッパーが、砂漠で哲学を語り、編集作業に悩み、議論し、カメラの前でマリファナたばこを巻き、ライフルや拳銃を撃ちまくり、バスタブで3Pを繰り広げ、住宅街を全裸で闊歩することとなる……。そこに描かれているのは、果たして本当のデニス・ホッパーなのか、それとも、演じている虚飾のデニス・ホッパーなのか……。
「アメリカン・ドリーマー(1971)」の解説
「ラストムービー」製作時のデニス・ホッパーの姿に迫ったドキュメンタリー。ローレンス・シラーとL・M・キット・カーソンから、ドキュメンタリー製作を持ちかけられたホッパーは、「デニス・ホッパーをデニス・ホッパー自身が演じる映画」を提案する。「イージー・ライダー」の日本公開50周年を記念して、日本初公開が実現。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2020年2月1日 |
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キャスト |
監督:ローレンス・シラー
L・M・キット・カーソン
出演:デニス・ホッパー ローレンス・シラー L・M・キット・カーソン |
配給 | アダンソニア=ブロードウェイ |
制作国 | アメリカ(1971) |
上映時間 | 81分 |
(C)Palaris Communications.inc
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