P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2022-01-29
原作を読んだ時と映画では登場人物のイメージが違いました。上流階級の雰囲気が感じられません。2時間でまとめるのも無理があります。あと大阪人の描写に悪意を感じました。
あのこはきぞく
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原作を読んだ時と映画では登場人物のイメージが違いました。上流階級の雰囲気が感じられません。2時間でまとめるのも無理があります。あと大阪人の描写に悪意を感じました。
東京に対する憧れと失望、男や男の作ってきた社会とそれに同調する女としたくない女が上手く描かれている。行き来する時制の処理も手堅い。
門脇や石橋の達者は既知だが、水原も好演。
雰囲気はとても良かったけどストーリーは自分に合わなかった感じ。
渋谷の松涛に住む箱入り娘で、何の苦労もしていない家事手伝いの華子(門脇麦さん)。
苦労して慶応大学に入学するも授業料が払えず、夜のアルバイトをするも結局中退してしまった富山に住むごく普通の美紀(水原希子さん)。
弁護士で政治家もいる一流家系の幸一郎(高良健吾さん)の3人を軸としたストーリー。
門脇麦さんの礼儀正しい仕草や言葉遣いが素晴らしい。
水原希子さんも名演技。
この二人の生き方の対比が見所だった印象。
結婚が全てじゃないって事を表現したかったのか?
結局、自分がなりたい人世を歩めるのか?
そんな事を表現したかった感じの作品。
幸一郎が大切な日には必ず雨が降る雨男で色んな場面で降る雨が印象的。
あなたの世界(富山の田舎暮らし)と私の世界(良家の家系)は一緒。ってセリフも印象的。
男性よりも女性の方が心に響く作品だった印象。
食べるもの殆ど全てが高級過ぎて、とても真似する事は出来ません( ´∀`)