P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- なし
- 投稿日
- 2022-08-14
🐙本篇の人体写生シーンを見ていて新藤兼人脚本・監督作品に大蛸と格闘した樋口可南子の熱演した〈北斎漫画〉が在ったことを思い浮かべた
ほくさい
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🐙本篇の人体写生シーンを見ていて新藤兼人脚本・監督作品に大蛸と格闘した樋口可南子の熱演した〈北斎漫画〉が在ったことを思い浮かべた
本篇の醍醐味は表現の革新と共に自由を廻る物語性なのかも知れない…
賛否両論の評価のようですが、それでも観たい映画でした。
柳楽優弥、田中泯二人の役者が大好きなのでその魅力が最大限に引き出されていてとても満足しました。
阿部寛も瑛太もはまり役で二人の演技にも魅了されました。
ただ、瑛大の戯曲家のストーリーが少し長いように感じられました。
昨年小布施に行き、北斎館や岩松院にでかけたので、高井鴻山もとても身近に感じられ小布施の街を思い出し、北斎の画集を開いて改めて感動しました。
コロナで上映が1年延期されましたが、待ったかいがありました。良質な映画をありがとうございました。
つまらない
史実と違うウソが多過ぎる
お上の取り締まりへの反発をメインにする必要があるのか
北斎以外の登場人物であるアベカンとエイタに比重があり過ぎる
江戸の世界にタイムスリップしたみたいで楽しかったです
吉原のシーンとか、豪華でした
阿部寛の蔦谷が特によかったです TUTAYAはここからきているのですね
きれいな浮世絵がたくさん見られるのもよい
役者も背景も画面は素晴らしい。
ただ、柳亭さんが酷い目にあった件、こんなことが本当にあったのだろうかと調べたら、そうでもないよう?盛り上げようとのこと?ショックだけが頭に焼き付いてしまった。
大人気の美人画、役者絵の後は追わず、広い世界に飛び出し雄大な絵をつかんでゆく…のかと思ったら、予告にあったような広い景色はほんの少し…。時節柄、ロケができなかったのかな。
「こんな世の中だから描く」のか?こんな世の中でなくても描く人は描くのでは。90年生きても足りないほどに。やはりコロナのせいでそんなテーマになったのか?
でも、北斎の映画を作ってくれたのはうれしい。田中泯さんが北斎に見えて、グッと身近に感じられました。
柳楽優弥さん演じる北斎の青年期の葛藤し、悩む姿が非常によくつたわってきました。目で、北斎の変化が表現されているようでした。絵を描く姿がとても美しかったです。他のキャストも、豪華ですね。着ている着物が、皆さん素敵でした。絵画のことはよく知らないので、事前に少し北斎の絵の番組を見ておいたので、スムーズに映画の内容が入ってきました。
役者さん達の力強い演技が抜群でした。けど、何故か全体的にはぼんやりした印象。絵に負けない位のインパクトの強い作品にして欲しかったと言うのが本音で、サクセスストーリー的な感じだと良かったな。ちょっと不完全燃焼になってしまった。
つまらなすぎて半分程で退席した
こんな事は初めてだ…
絵師が主役の作品だから静かな映画なのかなと思っていましたがそんなことはなく物語に緩急をつけたメリハリのある構成でした
青年期の北斎を演じた柳楽さんが素晴らしい
歌麿や写楽といったサラブレッドを前にしてポンコツの北斎はイジケテしまいますが、蔦屋を演じる阿部寛さんに叱咤激励されてやがて絵師としての才能が爆発するまでの過程が気持ちいい
老年期を演じた田中さんの顔に柳楽さんの北斎からの時間経過をしっかり感じさせるのもマル、
ナイスキャスティングです
終盤かなりショッキングな描写があり思わず目をそむけたくなりますがこれも晩年の北斎作品を語るには避けて通れないシーンなのでしょう
現代日本で絵師として活動する人達へのエールになるような作品ですよ
すごかった。
行ってよかった。
以前にも北斎館に出かけたが、これをみてから、出かけると感じ方もまた違う。
すごい役者ぞろい。
みせてくれてありがとう。
田中泯さんの舞踊的演技に、ただ、ただ魅了。
柳楽優弥君も、やはり良い役者さんだなぁ…と、思いました。
そして、ラストの演出にはしびれました。
観に行ってよかったです。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
残念と感じるのはそれだけ
北斎に対する期待が大きかったからだろう、
同じ人の同じ人生を描いた作品だけに
緒形拳の北斎を見た後と同じ余韻が残った。