HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ 作品情報

ほっとさまーないつ

1991年、最愛の父の死の痛手から抜け出せないダニエル・ミドルトン(ティモシー・シャラメ)は、叔母の家で夏を過ごすため、マサチューセッツ州の東端にある海辺の小さな町ケープコッドにやってくる。夏のケープコッドには、大きく分けて二種類の人々がいる。“サマー・バード”と呼ばれる都会からバカンスを過ごすために来た金持ちの観光客と、貧乏な地元民だ。だがダニエルはそのどちらでもなかった。この町で育ったわけでもなく、富裕層の子息でもない。彼のような立場は肩身が狭く、居場所がなかった。高校を卒業したばかりで部屋に籠りっきりの息子を見かねた母親が、大学が始まる9月までの3ヶ月間、気分転換を兼ねて叔母のところに送り込んだのだ。ある日、ダニエルはハンター・ストロベリー(アレックス・ロー)という地元では有名なワルと出会う。彼は高校を退学させられ、大麻のディーラーとして稼いでいた。キレやすい性格で人を殺したという噂もあったが、孤独なダニエルと一匹狼のハンターはなぜか意気投合。ふたりで時間を過ごすうちに、ダニエルはハンターにたのみ込み、一緒に大麻を売りさばき始めるのだった。機転の利くダニエルが加わったことでビジネスは上手く回り始め、勢いづいたダニエルは町の外にまでそのテリトリーを拡大させていくが、ハンターはダニエルに危険を感じ始めていた。そんななか、ダニエルは偶然、町一番の美人のマッケイラ(マイカ・モンロー)と出会い、恋に落ちる。しかし、マッケイラの兄はハンターだった。大切な妹に手を出すなと告げられるダニエルだったが、彼女への気持ちを抑えきれず、ハンターには内緒でマッケイラと付き合い始める。初めての恋は、父を失った哀しみを癒し、ダニエルは徐々に自分を取り戻していく。そして8月。ケープコッドに最大級のハリケーンが迫る日、ダニエルの人生は決定的に変わろうとしていた……。

「HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ」の解説

「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメ主演による青春ムービー。愛する父を亡くし、大きな喪失感を抱えたまま立ち直れない少年ダニエルが、訪れた美しい海辺の町で体験する初めての恋や、危険な仲間との友情など、1991年のきらめく一瞬の夏を綴る。共演は「イット・フォローズ」のマイカ・モンロー、「ザ・リング/リバース」のアレックス・ロー、「ミュータント・タートルズ」のウィリアム・フィクナー。監督は、本作が長編デビューとなるイライジャ・バイナム。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年8月16日
キャスト 監督イライジャ・バイナム
出演ティモシー・シャラメ マイカ・モンロー アレックス・ロー ウィリアム・フィクナー マイア・ミッチェル トーマス・ジェーン エモリー・コーエン
配給 ハピネット(配給協力:コピアポア・フィルム)
制作国 アメリカ(2018)
年齢制限 PG-12
上映時間 107分

(C) 2017 IMPERATIVE DISTRIBUTION, LLC. All rights reserved.

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最終更新日:2022-07-26 11:03:20

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