がんと生きる 言葉の処方箋 作品情報

がんといきることばのしょほうせん

「がん哲学外来」は順天堂大医学部教授の樋野興夫が提唱し2008年、病院内に期間限定で開いたのが始まり。そんな樋野教授の考え方に共鳴した市民や医師らが、病院や施設、個人宅など、全国約150箇所でカフェ形式の対話の場を開いている。それが「がん哲学外来メディカル・カフェ」。福井の大病院でがん哲学外来を実践する外科医。乳がんのうち希少がんに属するがんを経験後、自分の生きる使命に気づいた女性。乳がんを体験して地域の人々と悩みを分かち合う松本市のシングルマザー。9歳で脳腫瘍、中学2年の時に再発し、治療後、樋野教授に出会い、がんに悩む子供たちのためにカフェを開設した高校生。それぞれが、それぞれの立場で言葉の処方箋を投げかけあい、生きる力を作り出していく。

「がんと生きる 言葉の処方箋」の解説

全国各地に広がる「がん哲学外来メディカル・カフェ」に迫るドキュメンタリー。がん診断や薬の処方はせず、患者や家族らの悩みに耳を傾けるカフェ形式の対話の場を開設した4人の男女が、それぞれの立場で言葉の処方箋を投げかけあい、生きる力を作り出していく。監督は「61ha(ヘクタール)絆」の野澤和之。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年5月3日
キャスト 監督野澤和之
出演樋野興夫 宗本義則 春日井いつ子 齋藤智恵美 中村航大
配給 がん哲学外来映画製作委員会
制作国 日本(2018)
上映時間 90分
公式サイト https://kotobanosyohousen.wixsite.com/website/home

(C)2018がん哲学外来映画製作委員会

予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「火曜日のカムパネルラ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2019-05-06

久しぶりに映画館でドキュメンタリー映画を観ましたが、観てよかったと思える映画でした。

がん患者のドキュメンタリーなので、暗くて重い作品だと思っていたのですが、登場人物はみな前向きで、今を真剣に生きているのが印象に残りました。

また、みなさん笑顔が素敵で、人を嘲笑するような下品な笑い顔とは同じ笑顔でもこんなにも違うものかと驚きました。

最終更新日:2024-09-12 02:00:09

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